【日記】心の準備を超越してふくらんだ

どうやらお隣さんが先日引っ越して行ったようだ。

挨拶程度で、あまり関わる事は無かった。お隣にはお子さんがいるようだったが、基本的にはいつもとても静かであった。
だがたまに、何かどこからかサルの威嚇する鳴き声が聞こえるな?と思ったらお隣のお子さんだったことが月に数回くらいあった。

子供が何を言ってるかまではわからないが、その時はとにかくすごい癇癪ぐあいで、キャーだのキーだのの騒ぎ声が数十分ほど聞こえる。普段静かなぶん、それが始まると、おっ、やってるな!と少しテンションが上がる。

あれがもう聞こえないのも少し寂しいような、いや、別にいいか。

この間、夕食におでんを作った。
下茹でした大根とゆで卵とだけ先に煮込んだ。味が染みた頃合いを見て練り物を入れる。
前に作った時にはんぺんが想像以上にふくらんだのを思い出して、これはふくらむからね、よく見ておいてと夫に伝えたが、その心の準備を超越したふくらみ方をしたので少し引いた。お鍋全土を覆わんとせんふくらみ方だ。急にはんぺんに侵略された鍋を見て不安になり、早々に火を止めた。よく見ると他の練り物もふくらんでいる。最初は具が少ないかな?と思っていたが、色々入れすぎなくて良かった。

味は美味しかった。
それにしても、はんぺんのパッケージにはもっとこの商品は大変ふくらむという事を書いた方が良いのではないだろうか。初めておでんを作る人が、家族1人一枚のつもりではんぺんをいれたら大変なことになるぞ。

おでんの季節ももう終わりだ。おでんは好きなので悲しい。でも食べたければ夏でも秋でも食べれば良いのである。我々には選択の自由がある。フリードマンもそう言っている。

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