【日記】夏は夜とか朝とか

私はとてもとても乾燥肌なので朝も夜も顔のパックをするんですが、以前はつけるとピリピリして使えなかったパックが昨日からなぜかつけられるようになった。刺激、皆無。エイジングケアと書いてあるからエイジをケアするのに適した年齢になったということだろうか。少し悲しい。

引っ越しのためにクローゼットの物を出してダンボールに梱包しているが、収納してあるものを部屋の中の別の箱に移しているわけなので片付ければ片付けるほど部屋が狭くなるパラドックスに見舞われている。クローゼットは綺麗になっていく。何だこれは。

圧迫感のある部屋でとりあえず朝の準備をする。

何日か前に金属の板をバーンッとぶつけてできた膝の上のアザがまだ消えない。ゾンビみたいでかっこいい。

仕事へ行く。19時ごろに外に出たらまだ明るかった。日が長くなった。涼しくて、あたりが赤紫のような色になっていて良かった。

夏は夜、と清少納言は言った。
枕草子の冒頭を読むと、清少納言は四季のそれぞれぴったり一番良い時間を本当によく分かっているな!と感心するが、夕暮れも良い。夏休み、遊びから帰ってきて、ひぐらしの鳴くのを聞きながら、晩ごはんを待ってる、昼と夜の間が最高だ。蝉がギャンギャン鳴く朝も良い。まさに夏だという感じがして。
まだ、6月ですけどね。
梅雨は何が良いだろうか。例えば昼間はもう夏かしら、と思うのに、夕方、急に雨のにおいがしてきたと思ったら突然どしゃ降りに。慌てて避難したら嘘みたいに止んだりして、そしてその雨のたびに、ただの葉っぱだった紫陽花がいっそう生い茂り、花がいくつも立派に咲くと梅雨だな、という感じがする。

私はあまり傘を持ち歩くのが好きではなく、降ると分かっていても無視して出かける。ちょっとくらい濡れても気にしない。そもそも天気予報もあまり見ない。でもなぜかここ数年、出かける時は比較的、晴れ女ぷりを発揮してる。あまり天気を心配しないのが、晴れ女のコツかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?