【機材】2021年買ったもの
ブラックフライデー、サイバーマンデー、クリスマスセール、年末年始セール…
秋から冬にかけてのこの時期、機材が大好きな人にとっては一年で一番楽しみなセール祭りのシーズンですね!
もちろん機材に限らず何でも安いので、欲しいものがある人にとっては待ちに待った買い時。
現在も各社がウィンターセールをやっていますが、中にはブラックフライデーセールより安くなってるものもあります。
さて、自分も今年はブラックフライデーからサイバーマンデーにかけてたくさん機材やプラグインを購入しました。
(曲を作る手はなかなか進まないのに機材ばかり更新されていく…)
そこで、せっかくなので今年購入したプラグインを感想も添えて列挙しようと思います!
機材の話が大好きな人の暇つぶしにでもなったら嬉しいです。
※サウンドデモ等は載せてないので気になったら調べてみてください。
1. IK Multimedia - MODOBASS
欲しいと言い続けて約5年(マジ)、遂に手に入れました。
SpectrasonicsのTrilian一強時代に終止符を打った今では定番のエレキベース音源です。
ベースを弾いた時の質感がリアルに再現されていて、なおかつ物理モデリングなので動作もめちゃくちゃ軽い。ドン引きするほど軽い。
あれだけ定期的に欲しいとボヤいてたくせに、どうしてもっと早く購入に踏み切らなかったんだろうと後悔しました。
以下、良いと思った点
・動作が軽い
・ピッキングスタイルや弦の劣化具合も設定可能
・グリッサンドやスラップにも対応
・わりと使えるアンプとエフェクトも内蔵
惜しいと思った点
・ドロップAまでしか鳴らせない
自分はSubmission AudioのDjinnbassも持ってるので、ドロップG#以下の場合はそちらで対応できるようにしています(Kontakt音源)
今年は過去最安のセールで遂に1万円を切ってきたので、そろそろMODOBASS 2が出るんじゃないかな〜とか思ったり。
製品版と同じものをデモで触れるのでぜひ試してみてほしいです。
確実に欲しくなります。
2. Reveal Sound - Spire
これもずっと欲しかったシンセサイザー。
今年は遂に半額セールが解禁されたので思い切って買いました。
音質はソリッドだけど音が硬すぎなくて扱いやすい印象です。
シンセ詳しくないので下手なこと言えないですが、アナログ感を除いたSylenth1って表現が一番しっくり来るかも...?
GUIの感じからも音作りが楽しいシンセなんてよく言われますがまさにその通り。見た目の良さってやっぱ大事。
もちろん実用的なプリセットもめちゃくちゃ豊富でシンセよくわかんないって人でも使いやすいと思います。
XferのSERUMやNIのMassiveも万能で良いですが、Spireも持っておくと使う場面はかなり多いと思うのでオススメです!
3. XLN Audio - Addictive Drums 2
ド定番ドラム音源。けいおん!のやつ。
自分はメタルのパックを購入しました。
もはや定番過ぎて今更言うことは無いですが、メタルじゃなくてカスタムでUnited Heavyとか買えば良かったと少し後悔。ミスった。
鳴らしてみたら思った以上にメタル!な音で扱いづら過ぎました(言いたいこと伝われ)
偏見だけどEZ Drummerもこういう音してそう。
でもまあ悪くはない…うん。
セールで安いから買ったけど、ぶっちゃけ今後使う機会があるかは謎ですw
さっと使えて安価なドラム音源を探してるなら、Steven Slate Drums 5.5が圧倒的にオススメです。
4. XLN Audio - Addictive Keys
こちらは同じくXLN Audioのピアノ音源。
いくつか種類がありましたが、自分はグランドピアノ音源のStudio Grandを購入。
ずっとLogicのデフォルトバッチのSteinwayを使っていましたが、打鍵音が強過ぎるのとサウンドメイクが煩雑だったのでちょうど良い買い物でした。
他の有料音源を試したことがないので比較はできませんが、透明感のある音質で音の立ち上がりも悪くないので自分は好みでした。
評判もまぁまぁ良いソフトです。
ピアノの音に拘りは無いけど使えるピアノ音源が欲しいって人にはオススメできると思います(超無責任な発言)
ここからはエフェクトプラグインになります。
5. Sonnox - Claro
Oxfordシリーズで有名なSonnoxから今年リリースされたEQプラグイン。
同時期に似たような高性能EQが他に2つリリースされて、SNSではFabfilter Pro-Q3に取って代わる新定番が現れたかも?とかなり話題になっていました。
結果的にこのSonnoxのClaroとEventideがリリースしたSplit EQは根本的にQ3とは比較できないEQだと個人的には思っています。
そもそもダイナミックEQじゃないので。
Claroは音質もさることながら、作業効率の改善の面で優秀。
というのもこのEQ、プラグインウインドウ1つで挿したトラック全てイコライジングができるんです。スペクトラムとマスキング帯域も1画面で視認できます。
ついでにオートゲインです。
EQカーブも結構自由に描けるので、もしダイナミックEQだったら本当にQ3を超えてたかもしれませんね。
6. VoosteQ - Material Comp
こちらは国内デベロッパーによるコンプレッサー。
なんと1台でいろんな種類のコンプになれるという優れもの。
かなり顕著にそれぞれのコンプの特徴を捉えた音の変化をしてくれるので、
「コンプっていろいろあるけど音の違いわかんねぇわ」って人に特に勧めたい。
というかコンプってめちゃくちゃ沼なんで、変な方向に足踏み外す前にこれだけは試しておいた方が良い。
自分もこれまでいろんなコンプ買ってみたけど、最近はこればっかり。
道具って使いやすさが大事。
7. Nomad Factory - COSMOS
こちらはハーモニックジェネレーター。
要するに倍音を付加するプラグイン。エキサイター。
自分は同系統のプラグインだとWavesのVitaminも持っていますが、こっちの方が手軽に音太くできて好みです。
8. MeldaProduction - MAutoAlign
位相の衝突による問題を改善してくれるユーティリティプラグイン。
書いた通り、位相がぶつかってそうな2つのトラックに挿すだけであらビックリ。
主にレコーディングしたトラックに使うのがメインになりそうですが、案外打ち込みしたトラックに使うのも有用です。
自分はダブリングしたギタートラックへの使用目的で購入しました。
が、そこに使うかどうかは少し慎重になってます。
9. LetiMix - GainMatch
だんだん文字数が減ってきてるような気がするのは気のせいです。
(シンプルに書けることが多いものを序盤に詰め過ぎた。ペース配分ミス。)
さて、次はこちら。セール全然関係なかったプラグイン。
一言で、オートゲインにしてくれるプラグインです。
もっとわかりやすく言うと、入力と出力の音量差を無くしてくれるプラグイン。
音って音量が大きいと良い音に聴こえます。
そしてコンプやEQで処理すると少なからず音量の変化が生じます。
つまりそういうことです(肝心なところを言わない)
少なくとも自分はこれはマストアイテムだと思いました。
来年一番活躍してくれそうなプラグインです。
10. iZotope - Insight2
最後はこちら、iZotopeのアナライザープラグイン。
これまでメーターやアナライザーなんて何でもだいたい一緒でしょって思ってましたが、これめちゃくちゃ便利です。
この手のプラグインは視認性が命。とにかく見やすい。
iZotopeはよくバンドルのセールをしてますが、何気にこのInsight2は最上位バンドルにしか入らないので単体で購入しました。
まとめ
ということで後半の駆け足っぷりが凄いですが、今年買ったものを並べてみました。
特に音源系はずっと欲しかったけど買えなかった物を一気に買い揃えました。
あと今回は紹介しませんでしたが、オーディオインターフェースとヘッドホンも買い換えてます。
高校生の時にDTMに興味を持ってお年玉で安いノートPCとFL Studioを買ってから約9年。ここまで作って形に残ってるのは現バンドのデモ音源と一昨年くらいに作ったボカロ曲1つ。
そもそも創作意欲が足りてないんじゃないか説は大いにあるけど、少なくとも機材買って触って遊ぶ意欲があるうちはまだ大丈夫だと思ってる。
こういう時、打ち込みで曲のコピーとかやると爆発的に成長しそう。
最強の布陣になりつつある手持ちのツールたちをフル活用して2022年はもっと創作に真剣に取り組みたいです。
ここまで閲覧してくださった方へ
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これからも更新していこうと思いますので、
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