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新社会人のスーツとワイシャツ

皆さんこんにちは、若者に色々役に立つ情報をたまに呟いているおじさんです。

そろそろ、4月も後半になって、みなし払いで給料が当月支給される人は、初めてのお給料を手にしている頃ですかね?翌月払いの人は、あと1か月どうしようと頭を悩ませている人もいるかもしれません。(因みに僕は後者のタイプでした)

リクルートスーツ以外にもう1着スーツが欲しい人が出てくると思うのですが、僕が最終的に向かったスーツはイージーオーダーでした。しかも、最終的にはスーツにお金をかけるよりは、ワイシャツにお金をかけていました。ぬししがおじさんということもあって、このnoteは男性のスーツやワイシャツを前提として書いていますので、ご理解ください。

僕が良く利用していたのは、エフワン。この店舗の面白いのは、オフィス街に出店が多いこと。会社の帰りによって、スーツを仕立ててもらって、出来上がったら会社帰りによって受け取る。エフワンは、イージーオーダーを取り扱っているお店です。

パターンオーダー:既製品でサイズのパターンがいっぱいある中から試着し、自分のサイズに合った上下を選ぶ(よく聞く大手のスーツ屋さんの吊りスーツがこれに該当する)
イージーオーダー:自分のオリジナルの型紙を作るイメージで、スーツの細部のサイズを実際に体を採寸してもらうことによって作成し、この数値データを入力することでとてもフィットしたスーツを作成してもらえる(採寸ポイントが多いほど、カスタマイズ要素が多いと言える)
フルオーダー(テイラーメイド):これは、採寸し型紙を作って仮縫いしてから最終縫製を行います。

お値段はパターンが一番安く、イージー、フルの順に高くなっていきますが、スーツの値段ってなんで決まると思いますか?僕は最初はパターンオーダーを取り扱う洋服の〇〇のような店舗で購入していたので、あまりピンときていませんでしたが、イージーオーダーのお店で初めて作った時に、生地の違いがスーツの値段の違いだということが初めてイメージできました。それは、自分のパターン(型紙)を作って、体系に変化が無ければ、生地を選ぶだけで同じフィット感のスーツを作ることができ、価格の違いは生地に依存していることを知った時からです。あ、もちろんスーツもこだわりのオプション部分はありますのでそこは別料金になります。

お客様先でもジャケットを脱げない場合、長時間PCでメモを取りながら商談をしていると、どうしても肩回りが窮屈になってしまうことから、僕の場合はジャケットのアームホール(腕の付け根あたり)を少し前側に移してもらうことにより、両手を前に持ってきてPCを操作する体制を長く続けても、肩や脇がきつくならないように作ってもらいました。また、ジャケットの裏地をビビッドな色にするという遊びもこのころ覚えました。ワインレッドや鮮やかなブルー、めったに見ない茶色など、見えないおしゃれを楽しみました。裏地に関しては特別料金なしで色をいくつかの色の中から選べたので最初にスーツのオシャレは裏地からでした。因みに、裏地の遊びは、ジャケットを脱いだ会食の席で最後に「このジャケット誰の?」という声が上がったらたいてい僕のジャケットでした。もちろん内ポケットのところに名前を刺しゅうしていたこともありましたけど、あえて読みにくい筆記体で刺しゅうしていたので、「派手な裏地のジャケット」で呼んでもらうのを楽しんでいました。また、僕は足が短く太いので、スラックスが昔のやんちゃな子が来ていたボンタンやドカンと呼ばれる形状に近くなってしまうのが悩みでした。昔から柔道を続けていて、自転車にもよく乗ることから68㎝というなかなかに立派なサイズだったため、太ももに合わせると裾がどうしても広くなって今うのですが、オーダーでリクエストをして、裾が変に大きくならないように、そしてフォルムがボンタンにならないようにお願いしていました。

こんなスラックスは嫌だ

最近では機能性のスーツも増えてきて、それこそ丸洗いが可能なスーツも登場しています。これから汗をかく季節になるので丸洗いができるスーツというのはとてもメリットがあると思います。しかし、この手の機能性の布地や縫製はどうしてもパターンオーダーのお店になってしまうことが多いと思いますので、イージーオーダーのお店で機能性生地を扱っている場合は、そこで購入するのがベストかもしれませんね。今ならホームクリーニング用の洗剤も良いものが増えているので、どうしても汗が染みてしまったら、スーツをクリーニングに出す前に、自宅で一度つけおき洗いをしてみるのも良いかもしれません。その時気を付けるのは、縦型洗濯機なら手洗いモード、ドラム式の場合どうしても生地をたたきつける形になるのであきらめて手洗いをする。脱水は弱めに、陰干しときちんとした形のハンガーで干してからクリーニングに出すとかなり汗臭さもなくなって気持ちよく切れるようになります。クリーニング屋さんでも水洗いをするおしゃれ着用のオプションもあるので、自分であるよりプロにやってもらうのも良いかもしれません。

エフワン以外にビッグヴィジョンで作ったこともあるのですが、細かな採寸はエフワンの方が良かったので、結局はずっとエフワンで作り続けていました。しかし、ある時からスーツではなくワイシャツのオーダーにこだわり始めた時に、ビックヴィジョンを使うようになりました。それは、オーダーワイシャツのサイズの問題です。エフワンは1着分のワイシャツ生地を予め切り分けた形で販売しているため、サイズの大きい男性の場合、生地が足りなくなってしまうので受けられないことがあるということが分かりました。それに対して、ビックヴィジョンは、大きなサイズの生地を取り扱っていたため、ワイシャツはビックヴィジョン、スーツはエフワンという使い分けをしていました。

40代くらいのおじさんになってくると、スーツのオーダーは割と誰でもやっていることで、珍しいことではなくなるのですが、ワイシャツ、しかも上質の生地で作られたオーダーワイシャツを着ている人は、やはり違います。自分でオーダーワイシャツを作るようになってからは、お客様先や、イベントなどで人に会う時は、スーツではなくワイシャツを見るようになりました。

で、新社会人の皆さんへのアドバイスとしては、次のスーツを買うのであれば、是非イージーオーダーを選んでみてください。体にフィットしたスーツは周りからの見え方を一段レベルアップしてくれます。そして、心配しないでください、イージーオーダーの生地は、安いものもあります。それこそ2~3万円でスーツを作れる場合もありますので、最寄りのイージーオーダーのお店を探してみてください。スーツは、生地でも判断されますが、仕立ての良さでも判断されます。パターンオーダーの体にあまりフィットしていない良い生地のスーツより、イージーオーダーのきちんとフィットした安い生地のスーツの方がよほど見栄えが良くなります。そして、将来的には、スーツではなくワイシャツの方にお金をかけることが見栄えを良くするという意味では正解だと思います。ジャケットを着ているとほとんど見えないワイシャツですが、実は見ている人はスーツ以上に見ています。あ、もちろん時計と靴とネクタイは分かりやすいのでみんな見ます。お給料が出たら、もう1着スーツを作るのもいいですが、オーダーワイシャツを1枚作るのもスーツよりは安いので作りやすいのと、特別感が生まれるのでお勧めです。

サムネは、AdobeのFirefly BetaでAI生成した画像です「fresh businessperson walking downtown wearing white shirts and dark suits」

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