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SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)ってどうですかね?【追記の追記】

皆さんこんにちは
若者に色々役に立つかもしれない情報をたまに呟いているおじさんです。

今月(2023年12月)に面白いファンドが登場します。
信託報酬(手数料)が安くて年間に4回分配金(配当金)を出してくれ、更に予想分配利回りが4.57%というハイスペックなファンドです。

https://www.sbigroup.co.jp/news/pr/2023/1117_14237.html

https://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr/tdnetg3/20231201/eg230u/140120231130597550.pdf

2023年12月4日から募集開始
2023年12月12日から設定・運用
信託報酬:年0.099%
分配金:年4回(1月、4月、7月、10月)
予想利回り:4.57%
ポートフォリオ見直し:最低四半期に一回

SBIのサイトから抜粋

予定ポートフォリオは以下の30銘柄のようです。

1 三ツ星ベルト
2 安藤・間
3 日東工業
4 日本たばこ産業 

5 ソフトバンク
6 商船三井
7 サンゲツ 

8 H.U.グループホールディングス
9 神戸製鋼所 ▢
10 日本特殊陶業
11 SBIホールディングス ○
12 西松建設 ▢
13 AREホールディングス
14 ピジョン
15 シチズン時計 △
16 いすゞ自動車
17 丸井グループ
18 JFEホールディングス
19 武田薬品工業 ○
20 カヤバ ▢
21 兼松
22 石油資源開発 ▢
23 MS&ADインシュアランスグループホールディング
24 長谷工コーポレーション
25 日本製鉄 ▢
26 イオンフィナンシャルサービス
27 東ソー
28 大和工業 △
29 フジクラ
30 小松製作所 ○

○現座保有、△以前保有、▢欲しい株

現在、僕のポートフォリオでは5銘柄を保有していて、過去に一度ポートフォリオに組み込んだのですが、売却したのが2銘柄です。

このファンドの銘柄選定基準として

時価総額、流動性指標
安定性、収益性、バリュエーション(投資価値評価)指標
ガバナンス、信用リスク

を基に選定しているそうです。SBIのスクリーナーで調べてみると配当利回りが若干違うため順位が異なって出てきますが、配当利回りトップ100に入るような超高配当銘柄だけど安定して同じ配当額を出していない会社は除かれており、瞬間火力が高い銘柄のトラップには引っかからない仕組み。(昔、よく騙されて買わされたような気が・・・。毎年の配当はチェックしないとね)

直接関係ないのですがSBIのスクリーナーの配当情報がなんかおかしいんですよね。商船三井は個別で見ると4.6%となっているのですが、スクリーナーだと13.61%になっています。これ良くないですよね~。日本版ダウ犬で銘柄を選ぶ時に配当の値が同じ条件で表示されなければ正しい銘柄に投資できませんよね。今サポートに連絡しているのですが、SBIのサポートマジでヤバそうな気がします。色々コスト削減をした結果、サポートがスカスカになってしまうのは良くある話ですけど、少なくともこんな質問をサポートに投げないように、システムを維持してもらいたいものです。

話が脱線しましたが、僕はどうするかと言いますと、あまり積極的には買いに行かないかなーという感じです。もちろん、この手の新しいファンドは好きなので少し買ってみるのですが、積極的になれない理由として、以下の4点があげられます。
1.ETFではないので急激な価格変化で損切り対応が遅れる可能性も
2.構成銘柄を見る限りややリスクが高くその分配当も高い構成
3.直近の決算が増収増益でない銘柄が多い
4.僕のポートフォリオに入っている銘柄が少ない

4番目は理由としてはあくまで僕の主観的な意見なのですが、僕は毎年高配当ポートフォリオの組み換えを行っていますが、それは保有株が一定以下に値下がりした場合に損切りして新しい銘柄に切り替えます。そしてその銘柄も買うタイミングによっては下落することもありますが、やはり下落してしまった場合も損切ります。つまり、僕の高配当ポートフォリオに組み込む銘柄は、ある程度緩やかでもいいので上昇基調のある銘柄で、激しく値下がりしない(市場全体を巻き込む下落の場合、ナンピンできる場合はナンピンして対応する場合もあります。)銘柄を選んでいます。その観点で言うと、このファンドの銘柄の多くは、割と激しめの値動きをする銘柄が多く含まれているため、その結果このファンド自体の値も大きく変動するのではと考えているからです。

しかしながら、年4回の配当というのは、老後を見据えたポートフォリオ構築において、重要だと考えているため、お試しで購入し、暫く運用して良さそうであればNISA枠で買い付けるという形にしようかと思っています。(つまり、最初は特定口座で買います。)

皆さんはこのファンドどう思いますか?

【追記】
S株を使って自分で組んだ場合はこんな感じになるようです。

【追記】
12月12日になりました。遂にSBI証券のページに追加されました。

なんでもすぐに買ってみるオジサンは早速原資を作るために、1489を18株ほど売却しようと思っています。ただ、この手の新しい株はスタートダッシュで上がりますが、その後急落するのでいったん下がってからでもいいような気がします。長期投資するのであればあまり関係ないので買ってしまっても良いですし、毎月積立にすると下落時にいっぱい買えるので心理的にも良いかもしれません。

1489が売却できたので、早速50万円ほど買ってみました。
さてどうなりますかね?一応プラス50万円まで買い増しする予定です。

皆さんはどうします?

【追記2023/12/18】
予想通り、少し凹んで徐々に戻ってくる展開ですね。
僕はほんの少しだけ含み損な状態です。
ここ数日円高に振れたこともあって高配当銘柄の多くは、円安の恩恵を受けて株価上昇していたこともあって、今後円高に振れるとこのファンドは下がるのかなーと思っています。ただ、キャピタルが増えなくてもこのファンドは分配金が用意されているので、プラスにはなるのかな?と思います。(この辺りは、配当株投資のマインドですね。株価はあまり気にせず、配当金で元を取っていく感じ)
既に買った方はいらっしゃいますか?
また、何か変化があれば追記します。

【追記 2024年1月11日】
このところの円安と日経平均上昇を受けてだいぶ上がりましたね。

【追記 2024年1月22日】
僕の保有分でいうと8.34%の含み益
買った時期は違いますが、2084の日本高配当アクティブのETFの含み益は8.01%なので、こっちの投資信託の方が良さそうですね~
2084は年間配当が3.56%、信託報酬が0.5525%なので正直これを買う理由は今のところ・・・見つかりません

【追記 2024年2月14日】
同じような年4回分配型のファンドが生まれました。

【追記2024年3月5日】
朝倉さんの講演動画です。
分配型の場合、たこ足を心配する人が多いと思いますが、講演の中でたこ足にならないように配当を行っているとコメントされているので、NISAで購入する選択肢が増えました。


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