遍路を終えて(4)
お寺さんでは、「納経」という行為として
毎回「般若心経」を唱えるが、
内容は全くわかってない
そして、分かろうともあんまし思わない
ただ「無」ということばがたくさん出てくるのは読んでて、心地いい
(これまで何100回読んでるが、暗記できてない)
最後のフレーズ「ぎゃーティ、ぎゃーティ」の辺りで
ホントわけわかんねーな、と思っている自分がいる
朗々と、よどみなく「般若心経」を唱えている遍路さんもいれば
先達さんのシャンシャン鈴にあわせて声高に合唱してる
バス団体遍路さんもいる。
「般若心経」の他にも意味不明(私には)のお経を吟じてる団体さんもいる
わたしは「般若心経」の次に「願わくは、この功徳を持って、、、」
を読む。
この「願わくは、この功徳を持って、、」には
いくばくかの賛意があるから、納得して読んでいる
以上は初回の遍路から続けている
私だけの参拝納経の儀式
ということになる
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