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大山登山マラソン(の本番)

意外に盛り上がっている会場

スタートの伊勢原駅は、ちょっとしたお祭りのような盛り上がりを見せていた。うっすらとした曇り空の下、リュックを背負った人から、手ぶらで陸上ウエアの人まで服装がバラバラなのが普通のマラソンと違うところ。思ったより人が多いし、福士佳代子の大きな声で色々喋って、さらに盛り上げる。なかなかどうして神奈川のこんな田舎(周辺にお住まいの方、申し訳ございません。)によくこれだけ集まったなぁと言う感じ。

スタート直前

下見で学んだレース戦略

前回下見で学んだ通り、後半7kmからの登りがとにかくエグいこのコース。前半は、静かに、つられず、淡々と走ることを心がけた。横から元気そうに追い抜いていくランナー達に「後で会いましょうねぇ」と心の中で声をかける。この戦略は、至極真っ当だったことが後半判明する。
↓下見の様子

あべのハルカス+20階建て高層マンション

7km地点からは、山道という名の階段が始まる。山道のスタートする「阿夫利橋」は海抜310mで、ゴール地点の大山阿夫利神社 下社の海抜は、680m。370mの登りが全て階段。もし、あべのハルカスに非常階段がついていて屋上を目指せるとしたら、屋上に上がるとさらに20階建てのマンションがくっついているようなイメージである。(あべのハルカスは60階建て)こう考えてみると370mの登りというのはとんでもない。

OSAKA at NIGHT BLOGより

興奮なのか、限界なのか、心臓が壊れそうなラスト

後半まで抑えてきたので、最後1kmはパワーを解放!立ち止まったり、休憩して息を整えながら登っている人もいる中、多分、20〜30人くらいのランナーの方達を捕まえて、お先に行かせてもらい、そのままゴール!心臓が過去に経験したことのないレベルで胸を叩いていたが、どこまでのペースで登れるのか自分の限界に挑戦するような妙な興奮があるレースだった。中には、足を攣っている人や倒れ込んでしまった人なんかもいたので、下見なしだったら結構ヤバかったかもしれない。そんな中でもゲストランナーの福士佳代子さんは、とても元気だったらしい。近しいところで走っていた友人によると「きついよね、きついよね、でも自分でエントリーしたんだからねぇ(ワハハ)」と言いながら軽々と登っていたらしい。

ゴールの様子

目標の1時間切りを達成!ご褒美は豆腐メンチとビール!

頂上はちょっと肌寒かったので豆腐メンチカツを食べながらさっさと下山。ケーブルカーもあるけど行列がすごかったので、歩いて降りた。その後は、伊勢原駅近くの居酒屋で乾杯。隣駅の秦野在住の先輩に教えてもらった居酒屋がなかなか美味しかった。当然走った後の人もいて、「めっちゃきつかったですねぇ」とひとしきり盛り上がった。

居酒屋「鳩」 ビールがキンキン!

楽しかった!やり切った!来年も走ろう!(下見をしてから)←重要

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