好きな男のSNSを見つけてしまった

(昨年2月に書いていたものをお焚き上げします)
(興奮しすぎている自分めちゃきしょって思ったけど面白いから投稿する)
(あと「みんなのギャラリー」にあったこのイラストめちゃくちゃオシャ、好き)

★ ★ ★

ほんの出来心だった。以前も試したことがあったのだけど、まあ見つかるわけないっしょ、という気持ちだった。

2時間かけて彼のSNSアカウントを見つけてしまった。恐るべしストーカー気質。正直2時間マジ無駄だと思われても仕方ないと思う。

ざっくり流れを説明すると、

彼の好きな作家やアイドルをTwitterで探す
→見つける
→フォロワーの中からそれっぽい人を探す

で見つけた。彼の好きなアイドルも、作家も、彼自身のHNも知っていたからこそできた技だと思う。かつ、かなりマイナーなものを好みがちな彼だからこそ、感がある。

ちょっと小ネタを挟ませてほしい。我が友人にはSNS探偵なる肩書の子がいるのだが、彼女曰く「LINEのIDとSNSアカウントはかぶりがち」だそうだ。よって彼女は元彼のSNSをLINEのIDから割り出したという。みなさま、お気を付けくださいませ。

そして私からも。HNは共通しがち、ということだ。(ちなみにHNと表記しているけど、『ハンドルネーム』だとわかっていただけてますでしょうか。というか、若い世代の方『ハンドルネーム』わかります?というか、今『ハンドルネーム』っていう概念ある???ペンネーム???)私、「なつぺぃ」は探せば他の執筆作品やブログ、SNSが出てくる。本名を出していない私だけど、本名=なつぺぃというHNがつながってしまうと即見つかって即各インターネット上のいろんなものに巡り合えてしまう。恐ろしい。絶対知人にはHN教えちゃだめだわ。

そんなこんなで彼のSNSを見つけてしまった。笑ったのは彼のLINE IDがプロフィールにすでに書かれていて、それがアカウントと同じものだったからだ。SNS探偵の信憑性がさらに高まってしまった。

私はおそるおそるタイムラインをさかのぼった。投稿はしばらくされていなかったが、内容ははるか昔、Twitter創世記あたりまであることを知った。そして、私と出会う前は、たくさん投稿していたということも知った。書かれている言葉が、そのままの彼だった。いつもの語り口で、いつも話す内容を、ぽつぽつと日をあけながら呟いていた。彼が目の前で話しているかのような錯覚に陥った。それくらい、彼が凝縮されていた。

もう、たまらなかった。のぞいてはいけないパンドラの箱。簡単に言い表すと、めちゃくちゃ興奮した。気持ち悪くてごめん。さらに笑ったのが、InstagramのURLまで載っていて、すんごい過去の写真が出てきたことだ。私と出会う前どころか、学生。学生の彼。もうより興奮した。絶対に出会えないあの人の過去がそこにはあった。見つけた瞬間、ベッドに携帯投げ捨ててた。(興奮のせい)はぁ〜〜〜ん…好き!!!!!!!!(幻想)

興奮する反面、安堵している自分もいた。すんごい昔の投稿にはなるが、仕事に対する憤りや弱気なところがちらほらと見られたからだ。この人は、そういうのを吐露したい人だ、吐露できる人だと。ため込みすぎてぶっ倒れるタイプの人間じゃないんだとわかって少しほっとした。じゃあそれを聞いてあげられる人になりたいよな、とも思う。

さて、SNSを見つけてしまった私だが、この事実は知人関係・彼自身にも伝えず、そっと蓋をした。で、時々指の隙間からチラ見してる。(更新されないのわかっているけど)当然だけど、見つけた!ってだいぶ気持ち悪いと思う…。だいぶ、じゃない、かなり。めちゃくちゃ。mixiのように足あと機能がなくてよかった。見つけたことがばれてしまう。

上記の技を使ってSNS探偵してもいいと思いますが、責任は取りません!SNSはパンドラの箱です!自己判断でお願いします!友人はSNS見つけて幻滅したそうです!あと、SNS見つけたことがばれたら多分超幻滅されます!他人の秘密に踏み込む真似はよくない!(やっておきながら何を言う)やるなら証拠を残さずにな。証拠(検索履歴)が残ってしまっている私より。


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