見出し画像

30になった私を思いっきり祝ってあげたい

30という数字はなんだか節目のように思えた。それは、解放のためのカウントダウンのような、期限切れであるかのような、とりあえず何かしらの意味を持っているかのようだった。私は年齢を重ねることをポジティブにとらえたいので、これを解放の日だととらえることにしているけど。

ということで、前々から丁寧にその日のことを計画していた。誕生日の前日から仕事を休み、免許の更新とか終わらせて、いざ最初の目的地へ。

ホテルに宿泊

ホテルと言っても都内のちょっとおしゃれなビジホである。都内割りもあり、1万以下。だけどネトフリ見放題だったし、立地も悪くないし、大きいベッドで寝てみたかった。家のベッドはまあ寝心地はいいけど、なんか狭くて寂しい。

うひゃーベッド2つ(ツインのほうが安かったので)ここでネトフリずっと見てた。友だちが勧めてくれたル・ポールのドラァグレース、めちゃくちゃ面白かった。オンジャイナ…(泣) あと相席食堂のピース又吉神回。ちーよ。ネトフリ大好きフレンドの言っていることに間違いはなかった。

おしゅし食べる

要は自分の好きなものを食べよう!というやつ。私はお寿司と焼肉が好きなので、誕生日前日~当日は寿司と焼肉しか食べてない。あとラーメン。後々振り返って思ったけど、お金使いすぎたなー感はある。

自分に手紙を書く

オシャレなホテルにはイケてるラウンジがあったので、お手紙を書くことにしました。本当は好きな人にも書こうと思ってたんだけど、飲みながらまず自分宛の手紙を書いてたら眠くなってしまいどうでもよくなったので、自分だけ。うーん、5年後ぐらいに開封しようかな。

自分に指輪を贈る

これは3年前ぐらいからずっと考えてました。きっと30になっても一人なんだろうなあと思っていたので、薬指が寂しくないように指輪を買ってあげたい、と。とか言ってヨンドシーとか、ティファニーとか、ブライダルにも使いますよブランドは気が引けてしまい、あと高い。無理じゃ。

そこで出会ったのがこのお店。

確かドラマの「きのう何食べた?」でシロさんが指輪買ってたお店。指輪一つ一つに意味があって、お守りにしたい私にとってはピッタリなお店でした。実際にお店に行ったら店員さんが丁寧に対応してくれて、自分の誕生日用だと言ったら箱にリボンもかけてくれた。素敵。

お守りとして身につけます。ちなみにこの指輪がこのお誕生日プランの中で一番高かったです。

手紙もそうなんですが、指輪の購入は自分との約束の儀式でした。

1人でも生きていこうね。
強く生きていこうね。
自分で自分を守っていこうね。
だけど1人じゃないよ。
あなたの周りにはたくさんの人がいるよ。

それを自覚するための、儀式。

指輪をはめた瞬間のワクワク感。あ、これから私人生楽しくやってけるんじゃね?よっしゃやったる。マリオの無敵モードみたいな。まあ無敵モードはすぐ終わっちゃうけどね。またスターを探して無敵になりゃーええんや。

ふふっと指輪を眺めていたら、親友2人からLINEがきた。やっぱり私は1人じゃないね。普通に普通の幸せでいっぱいになった。いいスタートきったな。その後もお祝いのメッセやコメント、ありがたや~と拝みながら受け取った。ありがたや。

こんな風に自分をもてなした30の1日。前年は仕事でくたくたになった後、好きな人に祝ってもらえなくていじけてたけど、自分の機嫌は自分でとれるって気づいたので、今年はちゃーんと自分の機嫌をとれました。ちゃんちゃん。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?