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いかに選挙を「インターネットの外に」届けるかを考えている

7月10日。参議院選挙の投票日がやってくる。早速インターネットでは選挙に関するツイートが増え、今回も「投票に行こう」と促している。

正直この2年近くで政治に関する関心は高まっている気がしている。少なくとも、インターネットの中では。けど、インターネットの中だけ、な気もしている。

インターネットの外に、何度絶望したか。

昨年後輩から「選挙って何を選ぶんですか?」と言われたとき「は???」となった。大卒やんな?高校出てるやんな?公民やった?
そこから捲し立てるように選挙の重要性を語ったけど、しっくりきてないようだった。政治とは自分の生活に一切関係なく、遠い異国の出来事であるかのような、そんな顔をしていた。私の説明が下手だったのもあるけど、「なんかわかんないけど大事なんだな」ぐらいな感覚で、まあ自分が行かずとも大丈夫っしょ、という感じだった。
結局、投票に行ったのかは聞けなかった。

ええな、君は豊かで。恵まれていて。困ったことないんやろうな。貧困で苦しんだことも、権利を迫害されたことも、ないんやろうな。

唇を噛みしめる思いをしたことが。

私は変えたいことが沢山ある。だから、投票に行く。ただそれだけ。

…と言ってもこれは私の理由なので、他人からしたら知らんがなだろう。別に今のままでもいいし、と思ってる人が圧倒的多数なんだろうし。
あと、インターネットの中だけで共感者を増やしたとて、だ。なぜならインターネットの外の方が今は圧倒的に母数が多い。どこかで読んだけど、SNSをしている人は人口の3割程度らしい。残りの7割には、インターネットの声が見えていない。もちろんインターネットにも力があるのは知っている。だけど、きっとそれだけじゃ足りない。

だから考えねば、インターネットの外に訴求する方法を。

フラットに「理想」を語る機会を

政治って個人の思想が含まれてる。意見が全然違う人と出会ってしまったら、え、あー…そーなんだ、ってなって、ちょっと気まずい空気が流れてしまうのが目に見えている。だからこそ、「政治と野球の話はするな」なんて言葉が生まれてくるんでしょう?まあこれは政治の話以外でもそうなるんだし、むしろそうなった時こそ対話のチャンスだから、本当はガンガン話すべきなのかもしれないけど。

ただなんかやっぱり今って政治の話ってタブーな雰囲気が出てる。タブーというより、触れたくない話題、触れたら火傷しそうな、なんかわかんないし、だったら昨日見たドラマの話するよね、的な。

そんなドラマの話をするように、ラフな感じに、政治の話ができればいいのに。どの政党を支持している、というような話じゃなくて、こんな未来が来るといいよね、という話。それが政治につながっているという話ができて、だったら投票行こうかって、自然とそうなればいいのに。(まあそんな希望を見せてくれる、、の、、、?とは思うけどさ…一回それは横に置いておこう)

今回、頑張って私、誰かと政治の話をしてみようと思う。「 #政治を話そう 」だよ。正解や不正解はない、私たちの理想の話。

政治の話が当たり前にできる日常を作りたい。そのためにちょっとお勉強。Kindle Unlimited入ってる人は0円で読めます。あとは、今回の参議院選挙のキーとなる要素を頭に入れておこう。

流れができて欲しいと思っている

私は、流動性のある組織というものを期待している。流れのない水地が澱むように、さらさらと流れる小川が美しいように。ほんと、あくまでも理想論だけど。

自分の選択が未来につながる、っていう世界を目にしたい。だからこそ、できることからしていきたい。

権利捨てるな、人権守れ

本当は政治や政治って、学生の頃に授業で教えるべきだとは思うんだよね。そして、選挙に行くことが当たり前、という風潮ができてほしい。というか与えられた権利なんだから利用したほうがいいしょって話。

最近ほんのり感じてる。権利(選挙権)を捨てるということは、人権を奪われても仕方ないってことなんじゃないかって。それが私は怖い。

けんりすてるな、じんけんまもれ。政治の話をするときに、最後はそう締めようと思います。最後だけめっちゃ怖いやん。怖がられて終わってしまう。うけぴ。

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