R15って本当？「窮鼠はチーズの夢を見る」のネタバレ込み感想

本日仕事帰りに見てきました。ネタバレ込み込みですのでご注意ください。ネタバレなしで語るならば「成田凌くんの演技が素晴らしい」

正直観ながら泣くのかなって思ってた。叶わない恋、本当の恋、そんな話だと思ってたから。叶わない恋をしている私からすると、共感して泣くのかなと。

けど全然泣かなかった。観終わった後はどちらかというと「愛がなんだ」を観終わった後と同じ感覚だった。(そういやどっちも成田凌出てるな)今回の場合、とにかく私は混乱してた。混乱。

ということでこの下からネタバレ込。

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本当に大丈夫？荒ぶりますよ？

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Twitterとかで「素敵な恋愛映画でした！」って言うてる人仏なん？いやこの感想を否定したいんじゃなくて、そんな純粋な心で見れるん？すごくない？私無理だったよ？

だってエロシーンがガチ(本気)すぎる。

耐性があるはずの私ですら何シーンかは手の隙間から見たもん。叫び出す寸前。興奮で何度か椅子をバンバン叩きそうになった。我慢した。もう濡れ場がガチ。これ演技？本気？いや演技だよ私、落ち着いて。2人のファンはどんな気持ちになったん？好きな人がどでかい画面で喘いでるんだよ？しぬ(興奮で)

どっかで「2人は何度もキスシーン撮った」って見たけど、キスシーンどころじゃないやん。もうパニックよ、パニック。

初めて予告を見た時「あぁ…純な愛の物語なんだなぁ」と思ってたけど、「あ、愛の物語(特濃)」って感じだった。めちゃくちゃいい意味で期待を裏切られた。むしろ私の期待のハードルとは別ベクトルにお空に飛んで地平線の彼方へ消えた。履かない星かて。まあつまり、ちゃんと期待は超えたということです。

視聴後はぼーっとしながら映画館を出た。もうエッチなシーンが頭を占めてしまい、くらくらしてた。私は煩悩にまみれています。んで、冷静になってじわじわ浮き出てきたのが、成田凌くんの表情ひとつひとつだったんだよね。

映画の予告にもあるけど、恋に落ちた瞬間の顔とか、「男と女だよ？！」と言われた時の口角の上がり具合とか、好意が向いてきた時の戸惑いの笑顔とか、これは成田凌ではなく「今ヶ瀬 渉」という男だったんだよね。

8年間も「こうだ」って思ってた人がまさか自分の手で変わるなんて信じられないし、なによりあの流され侍の大伴だし、恋に落ちたら負け感あるけど好きなもんは好きだし、もうしんどい。

ただこれでしょんぼり切ない雰囲気になるのではなく、嫉妬で重々な感じなのがもう人間なんだわ。今ヶ瀬という男なんですわ。

というか、バッサリ振られた後戻ってきた相手に「抱いて(もうこれで終わりにしよう)」って言ったらまさかの両思いになってるなんて、誰が信じられる？？？信じられへんよな！！！！！私も信じられへんかった。え、なに？愛って何？？？もう私もわかんない。

個人的の大伴ベストシーンは、今ヶ瀬と別れた後にゲイバーに行くシーンがエグくて、それは今ヶ瀬を探しに行ったのか、男性の他の相手を探してみたのか、わからないけど、小さく震える大伴がもう切なくて震えた。今ヶ瀬、今すぐ会いに来い。あと別れのシーンの大伴、めちゃくちゃ目が死んでてこれはまじで大倉忠義…(泣)だったわ。

あと屋上のシーンもまじで大倉忠義でしたよね。絶対あれ関ジャニのメンバーとやってません？やってない？(ごめん関ジャニは関ジャム毎週見てるレベルのお茶の間ファン)

てかたまきちゃんがタバコを見つけるシーンぞくっとする。めちゃくちゃ好き。その前から勘づいてるところがヤバい。やったんかーーー！！！！！という興奮が押し寄せてきた。しぬ

はぁ、大伴は愛を知るまで己しか見てなくて、愛を知ったから今ヶ瀬と向き合ったかと思えば、実は今ヶ瀬っては頭から終わりまで一貫して自分しか見てないんじゃないかなって思ってしまった。いつまでも、大伴と目が合わないのよ。2人はこれからも何度もよりを戻しては離れ、よりを戻しては、を繰り返すことになりそうだなあ。けど気づいたらおじいちゃんになるまで一緒にいるね、ってなって欲しい。今ヶ瀬…大伴は待ってるよ…。私はあの終わり方切なすぎて無理…。匂わせぐらいはしてほしい…。

総括
まじ成田凌素晴らしい
どエロ
流され侍(怒)
えっち
交わらない目線の切なさ
Hi Siri

そういやエンドロールの製作委員会かな？のところにジュリーさんの名前あって、ジュリーさんお墨付きです(？)
ただどうしよう…人に勧められるかと言われたら正直…濡れ場が平気ならとしか言いようがない…(男女どっちもある)この愛を、大伴の愛を、今ヶ瀬の愛を、良いように捉えるか、それ以外で捉えるかは、そうだな、苦い恋をしているかどうかで変わってきそうだな。私はもう頭抱えた。どっちもなんなん？って。けどわかってしまうんや。私もなんなん？

どうやら原作と違うところが多々あるようなので、これから買います。

思いだしたら追記するけど、2020年9月14日時点での感想はここまで。