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美しい旋律と哲学的なリリックが武器となる 音楽シーンの革新者 原因は自分にある。

「ある物事や、ある状態・変化を引き起こすもとになること。」という意味を持つ〝原因″という言葉を肯定的に捉え、その〝原因″となるべく前衛的なユニットとして活動する「原因は自分にある。」 スターダストプロモーションによる若手男性アーティスト・俳優集団EBiDANに所属する彼らは、元々は2019年7月にBATTLE STREETとしてデビュー。デビューから1ヵ月の電撃的な改名からこれまでの2年以上、原因は自分にある。という名を掲げ突き進む彼らの楽曲は、ボーイズグループには見ないものばかり。まさに、音楽業界が変わっていく〝原因″となりつつある原因は自分にある。は今注目です。

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7人で構成されるメンバーはユニットとしての活動以外にも、それぞれが映画、ドラマや舞台と活躍。15歳から20歳までと年齢層が若い上に、個性的なビジュアルのアイドルが多い今、正統派なルックス揃いでとてもフレッシュな印象です。と、あまり詳しくないのでメンバーのみなさんについては、YouTubeの公式チャンネルに彼らの紹介ビデオがあがっていたので、ぜひ観てみてください。


そして、ここからは彼らの1番の魅力といってよい楽曲についてお話します。原因は自分にある。の楽曲の特徴は、今回のタイトルにもあるように、美しい旋律と哲学的な歌詞。

デビュー曲「原因は自分にある。」はロックテイストのピアノの音が、今までのボーイズグループにはない1曲です。頭の上でバッテンを掲げるような振り付けが加わることで相乗効果を生み出し、デビュー曲としてはかなりインパクトの強い曲になっていると思います。


現実に対する不満や葛藤を歌った「嘘から始まる自称系」は若手ボーイズグループが歌うには重たい内容な気がしましたが、当時全員が10代の彼らが歌うからこそ、現実味が帯びてくる内容でもあります。


YOASOBIのAyaseさんが楽曲提供をした「スノウダンス」はとにかくメロディーが美しいです。歌詞から伝わる冬の寒さが、この曲のストーリーの切なさを一層高めます。


こちらはTBS系ドラマ「年の差婚」のオープニングテーマソングになった1曲。明暗のどちらかというと、明よりも暗の色が強い原因は自分にある。には珍しく明るい曲です。一筋縄ではいかな恋をシェイクスピアの悲劇「ハムレット」の有名な台詞“to be or not to be”を用いて、爽やかに歌い上げています。


軽快なピアノの音とノリのよいビートが、快活な10代の彼らにマッチしている1曲。個人的にこの曲が最も、今の彼らの歌声に合っている気がします。


この曲は煽るようなラップや掛け合いのような歌唱パートで、7人構成というメンバーの多さが活かされています。


こちらはピアノが主役級の曲といっても過言ではないくらい、休む暇もなく鍵盤が歌っています。そして、音のペースが速い上に言葉が羅列していて、歌うのが難しそうなのはもちろん、ボーッとしていたら(いや、ぼーっとしていなくても?)聴き手としても難易度が高めです。


10月28日に配信リリースされた新曲。原因は自分にある。史上最も大人な歌詞と思われます。そして、先日公開されたMVもかなり攻めている感じで、ジャジーなピアノの音がよりその世界観を際立たせています。


他にも素敵な楽曲揃いで、12月にはアルバムのリリースも決まっているようですので、ぜひ聴いてみてください。


原因は自分にある。オフィシャルサイト↓



画像はいつもインタビュイーの魅力を最大限に引き出した素敵な記事を届けてくださる音楽ナタリーさんのサイトよりお借りしました↓


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