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マイナンバーと銀行口座は1人につき何口座紐付けるのが良いのか?

「マイナンバーと銀行口座との紐付けを義務化」という動きが出ています。私は賛成の立場ですが、世の中は賛否両論出ていますね。

「国に財布を監視されているみたいだ」

「給付金などの振込に使うなら1人1口座で十分だ」

「やましい気持ちが無ければ全口座で良いじゃないか」

などなど様々な意見をネットニュースのコメントなどでも確認することが出来ます。確かに、それぞれの意見にそれぞれの正解があるでしょう。100人いれば10通り位の意見が出るはずです。

そして、私はどの意見が間違っていて、どの意見が正しいと言うつもりはありません。ただ、私の考えは

「どうせ紐付けするなら中途半端にならない様にしたい」

具体的には、「国からの給付金」などの「現在」の悩みを解決するためには、「1人1口座紐付け」で事足りるかも知れませんが、「1人につき複数口座紐付けないと成立しない仕組み」が必要になった場合は再度議論をしないといけません。

しかし、1度すべての銀行口座と紐付けてしまえば、どんな必要性が出ても対応することが可能なのです。今後、考えうる可能性のために今から準備しておくことが大切だと考えています。

例えば、昨日まで元気に会社に行っていた親が事故で無くなってしまった場合に、あなたは「どの銀行口座にいくらくらい入金されているか?」知っているでしょうか?

もしも、そんな時に「○○さんの財産はこちらの銀行口座リストと紐付けてあります」と教えてくれるサービスがあれば助かりませんか?

確かに、どんな権限で誰が見れるか?という議論は必要ですが、同じ境遇になった時に、私は非常に助かりますよ。


例えば、相続人がしかるべきタイミングでマイナンバーのポータルサイトで確認することが出来る。というシステムを国として構築することをしないのであれば「国が監視するために紐付けをした」と言われても仕方ないはずです。

私は相続という家族内でも中々オープンに語りにくいジャンルについては、全ての銀行口座を紐付けすることにより、しっかりと確認できるシステムを構築して欲しいです。

更には、相続の取りっぱぐれが無い方が、相続税の取りっぱぐれも無くなるので、国としては最終的には納税額も上がりメリットがあるはずですからね。


つまり、マイナンバーと銀行口座は1人につき何口座紐付けるのが良いのか?については、私は相続などの事を考慮すると、全ての口座を紐付けておいて、相続人がしかるべきタイミングでマイナンバーのポータルサイトにて内容を確認できるまでシステムを構築して欲しいです。

私は、もしも隠し財産がある人がいれば、アナログ的に現金で金庫に保管しておけば良いと考えていますよ。

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