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マイナンバーカードの中身は外見からでは判別不能、ポータルサイトの重要性とは?

マイナンバーカードは外見からでは、氏名、生年月日などの本当に基本的な情報しか確認することが出来ません。

今後、様々なサービスと連携されていく事が予想されるなかで、カードに連携されている情報を手軽に確認できる事が重要となってきます。

その確認サービスとして、マイナンバーカードのポータルサイトがあり、スマホ用のアプリも用意されています。

そして、私はひそかに「ポータルサイト」のアプリの出来の良し悪しが、今後のマイナンバーカードの評価に直結する「キモ」だと考えています。


例えば、現在はベースとなる証明書の他にも付随して必要な証明書を提出しないと求めるサービスを受けることが出来なかったり、特別料金にならなかったりする事があります。

具体的には、健康保険証に付随して、小さな子供がいる場合は乳幼児等医療費受給資格者証や障害をお持ちの方などは障害者手帳などをセットで見せないと本来のサービスや料金が受けられません。

「あー、今日はたまたま乳幼児等医療費受給資格者証忘れた~!」

という事も時にはあるでしょう。これからの複合的な資格者証明をポータルサイトのアプリで示す事で、所持していない事による機会損失を防ぐことが出来ます。医療機関としても「とりあえず正規料金で支払った後に、後日還元処理をする」という二度手間を減らすことになるはずです。

更に、自分の所得を証明したい時にアプリの画面で確認することが出来れば、「所得証明」の申請を役所にわざわざする手間も無くなります。

自分自身の情報の中で「必要な時に見せる内容」だけが、分かりやすく画面に表示されることが、今後のアプリに求められるのでは?と想像しますし、出来れば「このアプリめっちゃ便利」と言われるように進化して欲しいと願っています。


つまり、マイナンバーカードの中身は外見からでは判別不能なので、カードに記載されている各種の情報などの中身を確認するためのポータルサイトが非常に重要になってきます。

これからは、マイナンバーカードを持っていなくても

「身分を証明出来るものを見せて下さい」

と言われた時にスマホを見せると済むようになるかも知れませんね。

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