日記(2021/04/24) #まじ日

「サプリ/おかざき真里」を読んだ。
働く女は不安定だから支えとなる男が必要という描写が中心で、わかるようなわからないような。しかし、男を「推し」に変換すると一気に理解が進む。自分を安定させるためのものを仕事以外に持つという感覚はよくあるのではないか。漫画の中では肉体の説得力を感じることも多かったのだが(触れることは肯定、触りたい など)、推しで考えると、舞台やコンサートに行く感覚が近いのかななどと思う。実在を確かめにいく感じ。
とはいえ、結局必要なのは、いい男じゃなくて、連帯できる女だな?と思わなくもない。腹の中も立場もおそらく年収も全く違うであろう同僚がいざという時に助けてくれたり励ましてくれたり背中を押してくれたりするのがうらやましい。ただ、女友達は結局男の代わりにはならないというのも感じた。
最終的に、主人公の藤井は子どもをうむことで、地に足がつく。 働く理由が見つかる。なんだ、やっぱり働くって食べるためにお金を稼ぐことなんだ、と思う。

にしても、広告代理店って激ハードだな…徹夜に次ぐ徹夜、休日出勤は当たり前で仕事が最優先でないとコミュニティにもいられなさそう。いまもこんな働き方をしているのだろうか…?さすがに今の時代の話だったら、この働き方そのものに疑問を呈さない展開は無理だと思うので、そういう意味では、いろいろ変わってるんだなぁとは思った。いやぁ、まじ、こんな働き方してたら、死ぬ。。。

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