日記(2021/06/29) #まじ日

最近の目の化粧で大切なのは、抜け感 らしい。だから、アイラインも目尻だけ薄い色で引くし、締め色のアイシャドウは塗らないらしい。目を大きく見せるより、抜け感が大事らしい。
私は小中学生の頃がギャル全盛期で、浜口あゆみのような大きい目が正義だったので、切開ラインと目頭の白いアイシャドウでかわいいが作れると学んだ。高校生の頃はえびちゃんブームで、囲みアイラインは健在だった。次第に、森ガールや太眉がはやったことで、目の重要性はいくらか和らいだが、まつエクはもはや当たり前になった。
私はギャルだったことも流行の最先端を歩いたこともないけれど、デカ目信仰は刷り込まれている。アイラインを引いて、ブラウンアイシャドウをグラデにすることが、化粧の正解であると。

だから、最近の化粧で大事なのは抜け感だと言われても、ぜんぜんしっくりこない。コンプレックスもあるかもしれないが、締め色のアイシャドウを塗らない目はひどくぼんやりしていて、とても頼りない。そして、結局、毎日アイシャドウパレットの一番濃い色を追加してしまう。

これは、ホラーである。
真っ青なアイシャドウのバブルメイクを、ダサいと思ったことはなかったか。今時なんであんな化粧しているんだろうと疑問に思ったことはなかったか。
今はなんとなくわかる。それがその当時のかわいいで、その顔が自分の顔だ。そうじゃない自分は違和感なのだ。

こうやって、時代遅れの化粧は生まれるのだな…としみじみしている。そういやいつのまにか平行眉ブームも終わっていた。石原さとみが絶対神ではなくなったらしい。というか石原さとみも平行眉じゃなくなったらしい。
おいてかれないようにしたいと思いつつ、おいてかれても別にいいじゃんとも思うし、すでにおいてかれているのでは?という気もする。なんにせよ、とても難しい話。

そういえば今日ついに暑さに耐えかねてクーラーをいれた。クーラーは涼しくてすごい。毎年、いつクーラーつけるか迷うので、クーラーのつけ始めを記録していくことは有用な気がしている。


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