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Facebook好きの心理

Facebookに登録してみた。必要性があったからである。

すると、仕事関係で知っている名前がいっぱい検索されてきて、個々人がそれぞれに繋がっていることが分かった。

なるほど、自分の知らない空間で別の世界が展開されていて、しかもそれらが互いに繋がっているのだと分かった。繋がっていさえすれば安心する。嬉しさはないが安心感は大切だ。心の保険になるんだろう。取引コストもあまりかからないし。

また、よくよく記述している人柄を探ってみると、①仕事上で自己発信をする必要があるタイプ(独立事業主やそれに近い立場の人)、②付き合いで名前だけ登録してあるタイプ、③場をオーガナイズしようとするタイプ、に分かれそうだ。

③の人物像だが、実存の世界では〝まったく目立たないというほどでもないが、主役にはなり切れていない“タイプが多いように見受けられる。記事のテーマやコメントの応酬などを見ていると、この人、こんなに楽しそうに場を仕切るタイプだったっけ?と首をかしげることが多い。バーチャル空間では、ネガな雰囲気を一切出さない、前向きで好奇心旺盛、人間好きでちょっとうっかり者の〝アイドル“なのである。嗚呼、リアルな世界でも、こうした存在になりたかったんだろうな、場を総合的に演出し、みんなから愛される自分でいたかったんだろうな・・・と、妙に合点がいく。

まあ、いいんだろうけどね。破壊的なことを喧伝するわけでもないし、フォロワーみたいな人たちを喜ばせているのであれば。

でも、毎日ポジティブな話題を見つけるのも疲れないのかね。日々の8割はネガティブなことを考えている自分からしてみれば。


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