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患者さんに応援されないと、何も始まらない。

開業を考える時って、
・勤務医として長くなってきたから、そろそろ開業かな。
・院長と方針が合わなくなってきたので、そろそろ開業かな。
・基本的な歯科医療が出来るようになってきたから、そろそろ開業かな。
...etc

そんな視点が多いと思います。
しかし、そこに大きな問題があります。

お客さんとなる患者さんの視点がない

開業する先生の思いは、もちろん大切です。
理念なしの開業は、スタートダッシュにつまづきます。
それと同じくらい、
どんな患者さんに、どのような歯科医療を提案していくのか?
これが明確でないと危ないです。

例えば、審美治療が得意でそれを全面的に打ち出したい。
しかし開業場所に選んだ地区に、全国的に有名な審美治療で有名なベテランの先生がおられたらどうでしょうか?
わざわざ馴染みの歯科医院を変えてまで、先生のクリニックに行くでしょうか?

開業時につまづくと、
・開業地が悪かった
・良いスタッフがいないから上手くいかない
・開業資金が足りなくて、欲しい設備投資ができなかった
..etc
いろんな言い訳を考えてしまいますが、本当にそうでしょうか?

需要供給のバランスが悪ければ、どんなビジネスも上手くいきません。
開業や医院継承を考える時、来院して下さる患者さんの視点を忘れないで下さい。

写真:僕が今日本で一番美味しいと思うピッツァ。福岡の『ピッツェリア チェント』の野菜たっぷりのオルトラーナです。

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