出産時のミスに関する医療加護事案の和解成立

2018年から続いた裁判が昨年末に和解成立と、かなり長期化したようですね。

精査してあるわけではありませんが、
バランスボールを用いた分娩方法が、医療水準に照らしてどうあるべきか。ガーゼの置き忘れが紛れもないミスであるが、死亡結果等にどこまでつながったか(因果関係)、
などなど、色々考えないといけないことがあるんだろうと思います。

こう言う医療訴訟は経験ありますが、本当に緻密な過失認定が求められますし、クライアントのつらい気持ちも寄り添っていかなければならず、本当に難しい案件だと思います。
また、個人的に、「哀悼の意を表する」という文言が参考になりました。病院としては、謝罪まではできない場合の一つのやり方かなと思います。

亡くなったお子様のご冥福をお祈りします。


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