優しさなんてあるから

神様仏様大仏様
良い人に 格好いい人に 出来る人になれますようにとお願いしたら
そんなもん自分でなんとかしろと言われた 気がした
じゃあさっきの200円 お守り600円 返してよ

5分後には大吉を引いて喜んでた僕がいた
あ、その100円くらいはいいや

慣れない手つきのデリバリーの女の子
駄目だよ もっとプロっぽくしなくちゃ
あんた駄目だよ この仕事向いてないよ
駄目だよ 僕はお金を払っただけさ
駄目だよ こんな仕事なんかしたら
駄目だよ こんな糞みたいな仕事してないであんたは幸せに暮らしてれば僕とは出会わなかった筈だ

ほら もう僕は思い出してしまうじゃないか

優しさなんてあるから
すぐ切なくなってしまうんだ
優しさなんてあるから
ほら、 二ヶ月くらいは君の事 忘れられずにいるだろう

僕はどうやら駄目みたい
若いうちは遊べだなんて言うけどさ
僕はどうやら駄目みたい

優しさなんてあるから
僕は損をしているのかな
優しさなんてあるから
ほら もう君の事 思い出してしまってるよ

多分もう二度と会えないよ さよなら



◎解説

社員旅行に行った帰りの新幹線で思いついたうた。

オトナになると経験する、いろんなコト、いろんな遊び。
初めて経験した遊びはなんだか切なくって虚しくって、オトナはこれが楽しいの?って思っちゃった。
僕の一個上の女の子、新人、業界未経験。僕がついたくだらない嘘。
ごめんね、僕はバンドマンなんかじゃなかったの。笑

僕はどうやら、もう一生会えない、って事がすごく嫌いみたいです。


まあ、実際楽しかったんだけどね。っていうクズみたいなうた。

#音楽 #歌詞 #詞