【『こんなはずじゃなかった』からが人生】 3年 松本秀太

今回担当する3年松本秀太です。
一度自分のノートで書いたような内容ですが
せっかくいただいた機会なので、
そこでは明かさなかったもう一つのきっかけについてにも触れていきながら書いていこうと思います。

今思えばめこれまでの2年間めちゃくちゃだった。
何をするにしてもネガティブな自分しか出てこない。文句の連発。みんなは自分の気持ちがわかると言ってくれたが、でもそれは、みんなが自分のことを理解しようとしていてくれたのではなく、無理やり自分が理解させようとしていただけだった。自分の言うことは全て正しい。この組織が間違っている。本当は自分が変わらなければ何も解決しないのに、、、頭の中ではわかっていたのに、、
変われなかった。変わろうとしたくなかった。
気づけば、そんな自分がダサくて恥ずかしかった。よく考えれば、うまくいかない理由を他にぶつけて自分を正当化しているだけだった。
入学当初から６カテゴリーあったうちの二番目のBでやらせてもらっていたけど、
完全に傲りだった。
2年から一番下のカテゴリーに落ちて、その途端に部活を辞めたくて、外部のチームの練習に参加したこともあった。
「こんなはずじゃなかった」
今思えば、笑えないくらい意味不明な行動だった。
そんな自分が自分自身に矢印を向けるきっかけになったのが今、同じ副務としてサッカー部を支える石川雅人の存在だ。
彼のことは、彼自身のブログに書かれているので長々と書句つもりはないが、みてない人のために簡単に何があったかと言うと、不運の事故によってサッカーができなくなってしまった。
そんな彼が自分に送ってこいた言葉が
「負けるなよ、
強く生きてくれ、
折れないでくれ、
前向きでいてくれ」
というものだった。
情けないで済むような問題じゃなかった。大好きなサッカーをしたくてもできない奴がいるのに、そんな奴の目の前で自分はどうでもいいような小さな理由で逃げようとしていた。
それをきっかけに自分の中の日体に対する想いが180度変わった。プライドを捨て、どんな形でもチームに尽くすと決めた。残り2年間このまま終われない。
プレイヤーとして貢献することももちろんだけど、それだけが全てじゃない。自分には自分なりの関わり方があって自分にしかできないようなことをして日体に貢献したい。そんな想いがいつしか芽生えるようになった。
自ら副務という役職に志願し、新しくプロモーション部という部署を立ち上げた。
『「強い日体大」を再建すること。』
それが今、自分の目標であり、自分に課したミッションである。


遅かれ早かれ誰にだって変わるきっかけがある。
すべての人にそんな機会が与えられるようにしたい
そして、この日体大で共に戦う仲間たちが本当に「日体でよかった」と思ってもらえるようなそんな組織を作りたいと強く願う。

『「こんなはずじゃなかった」からが人生』


自分の人生も、日体大の未来もまだまだこれから



さあ、みなさん、、日体大の後半戦、キックオフです。

名前：松本 秀太 (マツモト シュウタ)
学年：3年
学部：体育学部体育学科
経歴：東京V・JY(白鳥中学校 )→ 星稜高校