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【日体大での経験】 3年 小林真鷹

こんにちは。3年の小林真鷹です。
今回僕は、日体大に入学して気づかされた事について話します。

日体大に入って僕はすぐにBチームに落ちました。
プロサッカー選手になる為に日体大に入学する事を決めて、入学する前からすぐに関東リーグに出場するという目標を立てていました。
しかし、練習に参加してから大学のサッカーを理解する事ができず、何も上手くいかずすぐBチームに落ちてしまいました。
大学入学前まではまさかBチームに落ちるなんて思っていなかったし、一気にプロサッカー選手が遠くなってしまったと感じ、悔しかった半面サッカーへの気持ちが薄れていきました。
当時のBチームの練習時間は午後練習の1時間のみ。
しかも残りの約30分はAチームが半面を使う為半面のみでの練習。普通だったら物足りないと感じるはずですが、当時の僕は1時間の練習なのにどのメニューもこなすようにやっていて、日体大のサッカーについて理解しようもぜず、自主練習もしないですぐに帰宅していました。
このような日々が続きこの生活が当たり前になっていた頃、同じタイミングで練習参加していた同学年の選手がAチームの練習で真剣に取り組んでいる所を見て悔しいなという気持ちと羨ましいなという気持ちが少し自分の中にありました。

その夜寝る前にサッカーについて考えていると、親に申し訳ないなという想いが出てきました。今まではただ自分がプロサッカー選手になりたいからという想いだけでサッカーをやっていました。
しかし、小さい頃から僕がサッカーやる為にいろいろな面で応援してきてくれた親が今の自分を知ったら絶対悲しむなと思いました。
そう思ってからやっぱり親の為にもプロサッカー選手にならないといけないと思い、まず毎日の練習を100%でやろうと決めました。
100%でやるとすごく疲れるけど、やっぱり本気でやるサッカーは楽しいと久しぶりに感じる事ができました。
練習を本気で取り組み続けるとコーチもしっかり見ててくれて、

新人戦というAチームに上がれるチャンスが巡ってきました。

この新人戦が大学に入学してから初めての公式戦で、緊張しましたが上手くいってもいかなくてもとりあえず100%でプレーしようと決めました。
この試合がたまたま上手くいって、その後も新人戦に何試合か出場する事ができて、結果Aチームに上がる事ができました。
正直すごく嬉しくて、やっとスタート地点に立てたと感じる事ができました。


このBチームに落ちた経験は自分にとって本当に大きな事で、なぜ自分がサッカーやっているのかということに気づかせてくれました。
また、上手い上手くない関係なく毎日の練習を100%でやれば必ずチャンスは巡ってくるし、成長する事ができると気づかされました。
新人戦がたまたま上手くいったと言いましたが、もしかしたら練習を本気で取り組んだ結果が出たのかなと思ったりもしてます。

これからも必ずいろいろな壁にぶち当たると思うけれど、サッカーをやっている目的を常に考えて頑張っていきたいと思います。

また、現在コロナウイルスで練習も思うようにできず、リーグ戦もどうなるか分かりませんが、日体大サッカー部全員が一体となって素晴らしいチームを作っていきます!


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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名前:小林 真鷹 (コバヤシ マオ)
学年:3年
学部:体育学部体育学科
経歴:FC東京U-18むさし(創価中学校) → FC東京U-18(創価高校)