フィジカルアセスメント①
フィジカルアセスメントは身体的側面から評価することを指すゾ。具体的に頭の先から足の先を観察するゾ(あんなとこまで)。問診、触診、視診、打診、聴診。5種の診器ていわれてるらしい(知らんけど)。慣れたら呼吸をするようにできるようになってるゾ。
問診
患者さんの主訴や既往歴、家族歴、生活歴を確認。身体的、精神的、社会的を踏まえ問題を焦点化。
言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーション(表情、視線、身体の動き)を使い情報収取をする(自分の中の心眼を使え!!)。
現病歴
・部位、症状、程度、経過、発症状況、影響因子、随伴症状
既往歴
・今までかかった疾患、手術歴、アレルギー、予防接種、妊娠の有無
家族歴
・家族構成
生活歴
・生活パターン、睡眠、運動、食事、排泄行動、生活行動、嗜好、生活環境、健康管理行動、仕事、疾患に対する考え
その他
・身長、体重、ADL
視診
身体の形態や機能に異常がないか、疾患などの兆候がないか観察する。大きさ、形、色、位置、左右差が大切。
全身
・体系、体格、発達、栄養、体位、体臭(ケトン臭)、皮膚(感想、湿潤、発汗、色調、病変、浮腫、外傷)、皮膚病変(後半、紫斑、色素斑、膨疹、丘疹、結節、腫瘤、水泡、膿疱、びらん、潰瘍、皮膚剥離、痂皮、瘢痕、鱗屑)
顔
・色調(蒼白、黄染、紅潮、チアノーゼ)、表情(顔面神経、チック)
身なり
・清潔さ、着衣の状態、化粧の状態、装具の有無
その他
・意識状態(JCS、GCS)、認知機能、精神状態、言語機能
触診
皮膚や内臓の状態を把握する。皮膚の性状、振動、臓器や腫瘤の形状、可動域、圧痛の有無がわかる。目的で触り方が異なる(わからなければ患者の体を透視しろ!!)。
指先
細かい動きを感知しやすい。脈拍(橈骨動脈)や臓器や腫瘤などの組織の性状
指の付け根・尺骨側表面
骨は振動を感知しやすい。振戦、声音震盪
・振戦(スリル):肺雑音による血管壁の振動が一定以上の強さになると触知
できるようになる(レバイン分類)。
・Levine分類(レバイン分類)
第Ⅰ度/Ⅵ度:注意深い聴診のみによって聴き取れる雑音。
第Ⅱ度/Ⅵ度:聴診器を当てるとすぐ聴き取れるが弱い雑音。
第Ⅲ度/Ⅵ度:Ⅱ度とⅤ度の中間で強度の弱いもの。
第Ⅳ度/Ⅵ度:Ⅱ度とⅤ度の中間で強度の強いもので、耳に近く聴こえるもの。Thrill(+)では、心室中隔欠損、大動脈弁狭窄症などに認める。
第Ⅴ度/Ⅵ度:聴診器で聴こえる最大の雑音で、聴診器を胸壁から離すと聴き取れなくなるもの。
第Ⅵ度/Ⅵ度:聴診器を胸壁から離しても聴こえる強大な雑音。僧帽弁雑音は左側臥位、大動脈弁雑音は座位、前屈にて胸壁に近づき、強くなる。
第Ⅰ度~第Ⅲ度までは聴診器で聞き取れるがスリルはない。第Ⅳ度~第Ⅵ度まではスリルもある。第Ⅳ度~第Ⅵ度は病的である。触診にも心雑音がある。(自分にはよくわからん)
・声音震盪:肺や胸腔の構造や含気量で振動の強さが変わる。
正常時:高い音は振動が吸収されやすく低い音は振動が伝わりやすい。中枢気道に近いほど振動は強くなる。横隔膜下では触知できない。(男性の方が声が低いことが多く振動しやすいことが多い。また声が大きいと変動する。)
振動が減弱または消失:気道の閉塞、肺の過膨張、肺胞内の気体や水分の貯留、胸膜肥厚で振動が妨げられる。無気肺、COPD、気胸、胸膜腫瘍、胸水貯留など。
振動が増強:肺胞内の水分(浸出液)の貯留、肺組織の硬化、含気量の減少。肺炎、肺水腫など。(これも自分はよくわからん)
手背
温冷覚を感知しやすい。皮膚温の確認
打診
身体の表面を叩いて振動を生じた音を聞き取る。
打診音種類
清音(共鳴音):肺などの含気量の多い所が聞こえる。ハリのあるとても響く音。
濁音:心臓や肝臓や筋肉など密度が高い所が聞こえる。鈍い音。
鼓音:腸や胃などにガスが貯留している時に聞こえる。でんでん太鼓
聴診
聴診器で呼吸音、心音、血管音、腸蠕動音を聴取する為に行う。
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