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バカンス圏

以前の仕事で、フランスやスウェーデンの相手先とやりとりをしていたら、夏になると「これから1ヶ月お休みだから」と言われたことがあった。

スペインもバカンス圏に属している。
今月に入ってから、現地職員はみんな、いつ休みを取るか、どこのビーチに行くか、そんな話ばかりで、すっかりバカンスモード。
休暇届が毎日のように提出される。1ヶ月間とか、有給をほとんど使い切るとか。

……いいなあ。

私は日本で採用されていて現地職員ではないので、バカンス圏にいながら対象外。
もちろん、そんな決まりはないが、同じ立場の人たちがほとんど休みを取っていない。
日本も長い休暇を楽しめるようになったらいいなぁ。

子供たちは来週の水曜日から夏休み。スペインは、学校の授業日数も日本より30日ほど少ないらしい。
それでも大丈夫なんだ。
考え方はいろいろあるだろうけど、自分が子供だったら休みが多いほうがいいな。

子供のいる人は、大抵、8月に休みを取る。学校は6月までで、7月は子どもたちはサマースクールやキャンプ、8月は家族で過ごすというスケジュール。
うらやましすぎる。

なんのために働くか、考えてしまう。

タイトル画像は、子供たちの学校からのお知らせ。夏休み前最終日の下校時間を知らせるもの。
それだけのために、わざわざ添付ファイルでこんな楽しそうな、夢いっぱいの絵を送ってくる……。
大人も子供も、夏休みが楽しみなんだろうな。

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