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47歳全摘のちのち。

全摘から2年経ちました。

3か月に一度の定期健診と処方は「エストラーナテープ0.72mg」
処方が最長で3か月分なので、検診が3か月毎であるのだけどこのテープは「2日に1枚」貼り換えながら足りないホルモンを補う、ホルモン補充療法と呼ばれるもの。
全摘というのも2009年から2022年までで数回に分けて卵巣、子宮と婦人科系の臓器をすべて摘出することになり(一気に無くなった訳ではない)、そこから2年…体調や摘出前との変化はいかに?
ホルモン補充のこのテープの効果はいかほどか?

当時、この日記というか忘備録(備忘録)的なつもりで書いた頃に「数年後、自分はどうなっているんか?」という想いで頭の隅に留めつつも…忙しく毎日は過ぎてゆく。
1枚貼ったものに即効性はないと聞いていて、貼り出して2週間〜ひと月くらいで実感できるのではないか?とお医者さん談。
※私の体感では貼っている一週間と貼らない一週間に若干の差は感じているので…そのあたりも書き残しておく。

息子は大学生になりまだ野球をやっている。
娘はこの春から専門学生となり、それまでの自由期間を謳歌している。
主人は様々な景気の影響を受けつつも自分の会社を存続させつつ、自営の家業と二足の草鞋。

私は…というとアルバイトも辞めたあと…粛々と家業の手伝いをしながら、ありがたくも順調に老け込み、とりあえず生きている。
気になっていた体調は2年前と比べると明らかに衰え、不具合も順調に来している…。

全摘したことで懸念されていた「更年期障害、骨粗しょう症や動脈硬化のリスクが…」については、更年期障害以外には判らないものだけど、私の目下の悩みは「体のこわばり」と「四十肩」。

2023年、毎朝。体の痛みを解しながら朝仕事を始めていた。貼らないともっとこわばっているので
2024年明けてから急に肩の痛みが増し、結局整形外科のお世話になり「肩関節周囲炎(四十肩)」と診断され痛み止めとシップ、肩甲骨を意識したストレッチが毎朝の習慣に追加された。
四十肩においては3回ほど痛み止めの注射(デカドロンとリドカイン)をし、週1回リハビリに通い約1か月が経過した。
急性期と呼ばれる時期であるようだけど激痛の初診時と比べるとだいぶ痛みは軽減し、常日頃のストレッチさえ欠かさなければ日常の生活は問題なくこなせる。
腕を動かすということに関しては「やってはダメ」な方向はあるが、それを覚えることで「痛くない動作」を心掛けし、日々の家事もゆっくりであれば出来る。
※我が家の場合、風呂場掃除には「痛む」体勢が多いので細心の注意を払って行っています。

と、ここまで熱心に四十肩について書いてしまったが、何故かというと
四十肩の激痛時には発汗やのぼせのような感覚が増し…
まるで更年期症状が出ているような状態になるのだ。

これを婦人科と整形外科の医者に聞いてみると、「まったく関連がないともあるとも言い切れない」という回答だった。

貼ってるのに…2日に1枚、欠かさず…。

ということで、順調に老いてる47歳の春。

この「ホルモン補充療法」は一般的に閉経が訪れる年齢(日本人女性の平均的な閉経年齢は50.5歳)までは行っていくのが望ましいという婦人科医の話ではあったが…貼らずにいると心なしか「こわばり」が強く感じるので(気のせいと言われそうな程度にも感じるんだけども…)

引き続き、テープ貼りながらストレッチを続けていく。

結論、全摘後、ホルモン補充しても老いるけど日常は過ごせます。

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