見出し画像

2023.11月のまとめ(読書記録・来月のことを考える)

一ヵ月のまとめを公開するのが約一年ぶりになってしまいました。

11月に読んだ本・漫画・映画についての記録です。

読了したものはなかったので読みかけの3冊です。

  • 真夏の死―自選短編集― 三島由紀夫

  • やがて満ちてくる光の 梨木香歩

  • 週末朝活 池田千恵

また読了する頃には違った感想を持つかもしれませんが、今の時点での所感を記録しておきます。

「真夏の死」
三島作品は読むたびにいけないことを見ているような背徳めいた胸の高鳴りを感じずにはいられない……そんな気持ちにさせられるくらい内面描写の解像度が高く、それが包み隠さず描かれる。すごく好きです。『煙草』の教室の息苦しさの描写や先輩から煙草をもらって吸うところ、時代から違うので自分にはまったく同じ経験なんて絶対にないはずなのに同じ気持ちになっている気がしてしまう。

「やがて満ちてくる光の」
梨木香歩さんのエッセイ。「海うそ」を読んだときにも感じた覚えがあるけれど、学術書や研究者のエッセイを読んでいるような感覚になる。暮らしや日々考えていることなど、日常を描いてある側面ももちろんあるのだが、その傍らで知識的なことやそれに対する考察も多い印象。私は勉強の好きな人に特別憧れを抱いているので少し羨望のまなざしも込めて読み進めている。

「週末朝活」
毎日は難しくても、週末だけ朝活をしてみるのはどうでしょうか、という本。転職のひと月前に、やっと「週末」の概念をとりもどすことができるのだなあと感慨深く、取り戻すからには充実させたいと思い名古屋のわかさ生活書店で購入。最近恐ろしく体力がなく、疲労感でつぶれているので上手に休むコツもこの本を読んでつかめたら良いなと思う。

漫画

欲しい漫画があり過ぎて破産しそうだったので思い切って一冊も買わす、今まで読んだものを読み返す月にしました。

気に入った作品を繰り返し読んだり見たりするのが大好き。好きな瞬間を何度も体験できたり、少し感想が変わったり、気付かなかったことに気が付いたり良いことばかりです。

映画

0本
映画館で見たいものがいくつかあったのですが、これも破産回避の意味も込めて控えていたらいつのまにか11月が終わっていました……。

12月について

11月は身内に不幸があったこともあってか気落ちする日が多かったです。急に気温や気圧が変わったのも悪かったのかもしれない。やたらと嫌な記憶のふたがガバガバ開いて苦しみました。
12月はおだやかに、落ち込むとしても底まで落ちずゆるやかに回復していけるくらいで過ごしたいです。

また、絵やゲームなど趣味を楽しむ時間を平日の中で確保するには、早く帰ることよりも、心を元気に保つことの方がずっと重要だということを痛感しました。早く帰ったとしても落ち込んでいたら何にもできずに深夜まで落ち込み続けることになる……。

  • 早寝(寝る支度をきちんと整えた上で)

  • 食べ過ぎない

  • 適度に体を動かす(部屋の掃除で動く程度で可)

  • 何でもいいので毎日何かひとつ絵を描く

ひく~い目標ですがまずはこれを意識して心身ともに健康を保ちたいと思います。

2023年最後の月が穏やかで楽しいものになりますように

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?