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読書会のまえとあと。(補足資料あり)

 「本当のことを小説というフィクション(嘘、作り話、創作、語りの技術…etc)をつかって語るのが本職だから、」と書いたけど(自分で書いたその記事をどうも消してしまったみたいだ)、「本当のこと」→この世に真実があるという書き方は不誠実でたちが悪いというお話を伺い、さっき書いた言葉は違うんだな、とちょっと訂正したくなりました。読書会でのお話なのでどなたの言葉とか書きづらいので本当にメモで申し訳ないのですが。ほんとうのこと、と「真実」はイコールではないと思っているのですが。読書会でこのような気づきを得られたのは良かったです。ほかにもメモしたいことはたくさんあるのですが、手元のメモを、自分のノートに清書してひとまずは心にしまっておこうと思います。

上記に関してちゃんと記事になっているのがありましたので引用いたします。

 「近代小説では、いつ誰がなぜこの小説を書いているかは自明のこととして透明化され、書かれないことが多い。私には疑問でした。あたかもそれが真実であると読者に差し出されている。私はたった一つの真実を誰かに押しつけるような形の小説は書きたくないのです」松浦理英子さん

https://book.asahi.com/article/14574605 

より

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