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ラグビーに必要な持久力テスト~パート2~

こんにちは、ラグビーS&Cコーチの中村です!

今回は、以前に書いたこちらの記事について付け加えたい内容を書いていこう思います。

私が書いた記事の中で一番読まれているのが「ラグビーに必要な持久力テスト」です!
読んでいただけているはとてもうれしいですし、需要があるんだなと感じています。

テスト項目については以前の記事で紹介しているので、今回は、

・テストをどう捉えるか
・テストの頻度はどれくらいにするか


について、自分の考え方を書いていこうと思います!

現場の指導者の方々や選手がテストに挑むマインドセットに役立てればうれしいです!

それではいきましょう!!!

テストをどう捉えるか

「テスト」といわれて思い浮かべるのは、学校の定期試験や学力試験かなと思います。

どちらのテストも学校生活の年間スケジュールの中で決められた時期に実施されると思います。

ラグビーにおけるフィジカルテストの中の「持久力テスト」も年間計画の中で決められたタイミングで実施すると思います。

「テスト」と聞くと「特別なもの」という印象を受ける方もいらっしゃると思います。

私はそうは思いません。


それはなぜかというと、

持久力テスト=トレーニング


という考え方が根底にあるからです。

なので、テストは大きなイベントではないということになります。

この考え方はこの後に続く「テストの頻度をどれくらいにするか」というところに繋がってきます。


テストの頻度はどれくらいにするか

皆さんが所属している、もしくは関わっているチームはどれくらいの頻度で持久力テストを実施しているでしょうか?

だいたいのチームが、

2~3ヵ月に1回


というチームが多いかなと思います。

私が関わっているチームでは、

1ヵ月に1回


持久力テストを実施することが定番化しています。

チームによっては2種類の持久力テストを1ヵ月のうちに1回ずつ実施することもあります。
なので、

1ヵ月に2回


実施することもあります。

他チームの方に話をすると「多くないですか?」という声をいただくことがあります。

イベントを1ヵ月に2回すると考えると多く感じますが、最初に書いた通り、

持久力テスト=トレーニング


なので、持久力テストは「テスト」であり「テスト」でないということになります。

選手からすると恐ろしいかもしれませんが、ラグビー選手としての持久力を上げていくためにはまず「自分がどれくらいのタイムで走れるのか」ということ知らないとスタート地点には立てません。

「自分がどれくらいのタイムで走れるのか」を知った次は、トレーニングをしながら「自分自身がどれくらい成長しているのか」を追いかけていく必要があります。

追いかけるためには、持久力テストを一般的にいう「頻度高く」おこなっていくのがいいと思います。

どのテストを選択するかはそのチームによると思います。

大切なことは「持久力が向上しているかどうかを決めた種目で年間通してデータを取り追いかけていくこと」「データの変化を見てトレーニングを変化させていくこと」です。

どの持久力テストを選ぶかは最初にリンクを張った記事を読んでいただいて参考にしていただくか、独自のテストを採用してください。

テストを実施した後は「伸ばしていくこと」が必須になります。

有料記事にはなりますが、私が現場で実施してきたフィットネストレーニングを17種目紹介しています(今後追加予定)。
フィットネストレーニングに関する情報はなかなか出てこないと思うので是非参考にしてみてください。

特に高校生年代の指導者の方や選手、保護者の方にも読んでいただきたいので読まれた方は周りにシェアしていただけると嬉しいです!

疑問に思うことがあればTwitterのDMまたは公式LINEを登録していただきメッセージをいただければお答えさせていただきます!

質問だけではなく、トレーニングに関するディスカッションもできればうれしいです!

それでは、また!


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