世界の火薬庫に火が付くか??

パレスチナ人の武装組織ハマスがイスラエル人居住区に数先発のロケット弾を撃ち込み、イスラエル軍がガザ地区に反撃を行った結果、双方合わせて5,000人近い犠牲者が出てしまった。この紛争のキッカケを作ったと言えるイギリス人将校を陰で操ったのは英国の政治家やユダヤ系財閥であった。神話に近い歴史を辿るとユダヤ人は幾多の辛酸を味わっていて、放浪の民ユダヤ人としては英仏政治家の口車にのせられてしまった。ナチスドイツのユダヤ人せん滅作戦は領土の必要性を高めてしまった。第2次世界大戦が終わった後、現在の場所にイスラエルが建国され、国際的にも承認された。ところがその地に住んでいたパレスチナ人が住む場所を失うと言う矛盾が噴き出してしまった。怒りが収まらないパレスチナ人はテロ組織を立ち上げて、イスラエルや欧米諸国と紛争を繰り返した。テルアビブ空港で日本の武闘組織・赤軍がテロ騒ぎを起こし、ミュンヘンオリンピックの選手村でも流血騒ぎを引き起こした。ミュンヘンでは容疑者の自爆行為で人質の生命も失われた。自爆行為のキッカケは日本人の神風特攻隊の死を恐れぬ行為がパレスチナ人の聖戦行為だと理解されてしまった。究極はニューヨークで発生した同時多発テロへと拡大してしまった。
国際連合の安全保障理事会で問題の処理を議論するも複雑な国家の事情で有効な手が打てない。ある番組で「今こそ、日本の出番ではないか」と力説する人がいたが、岸田総理は自分の足場にしか目が向かないので無理ですね。

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