こんな自治体もあるんだ!!

長野県南佐久郡上川村は個性的な事業を次々と
同村は現在の人口は4000人余りの小さな村で高原野菜の栽培で生計を立てており、年収は約1,000万円と想像以上に高額です。高原野菜の栽培を始めるキッカケは朝鮮動乱が勃発した時、米軍からレタス栽培を打診され、その事業に乗り出したことです。その当時、日本の農業は人糞を肥料としており、畑に人糞を撒く様子を見た米軍は「こんな不潔な栽培方法はダメだ」と言った。普通だったら諦めるところを工夫したようです。
その後、藤原忠彦氏は村長になると村内にケーブルテレビ局を作り、天気情報や栽培情報を流して、農業の発展を促した。愛知県の仕事で苺農家をインタビューした時、農家の閉鎖性を聞かされました。「土壌条件は一軒隣に行くと全く異なるので、散水や施肥のやり方は厳秘で教え合うことはない」と言っていました。従って新規参入者が失敗するが農家は素知らぬ顔をしていた。最近は後継者不足のために新規参入者に手厚く教えたりしているらしい。

高原野菜栽培が順調なので

ヘルシーパークの他、24時間オープンの図書館や地元のカラマツを使った中学校建設など個性的な事業を行っているのも自主財源が豊かだからでしょう。「地方自治は住民利益につながりさえすれば、自分のロマンをとことん追求出来る」と言う元村長の持論です。首長の多くは住民の幸福追求より己の立身出世に力を注ぐように感じられます。もう一面としては企業の顔色(戦況応援)を充てにすぎるせいでもある。



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