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がんを癒すアロマトリートメント


看護師として十数年、病院で勤務し、たくさんの患者さんと出会いました。
 
 

病気を診断されて、その事実を受け止め(受け止められなくても)前を向いて、治療する患者さんに、看護師としてできることはないか…と、日々心を動かされていました。
 
 

病院は主に治療する場で、良くも悪くも業務的な部分が多いと感じていました。一人の患者さんを特別扱いはできない、規則も多い、担当も変わる。在宅に帰ったら、その後の様子は分からない。
 
 

看護師として、病院でできることに限界を感じました。
 
 

長く在籍した外来化学療法室では、不安と恐怖を抱きながらも、生きるために副作用が伴う化学療法を受ける決断をした患者さんたちと出会いました。
 

 
がん治療は体調や検査結果で日々気持ちが揺れ動きます。
 
 

私は日々頑張る患者さんの癒しとなる場を作り、一人一人がその人らしい生き方ができるように支えたいと思いました。
 
 

また、家族を思い、負担をかけたくないと一人で闘う患者さん、何をしてあげたらいいか分からないと嘆く家族、患者さんと家族が繋がれるケアを提案していきたいです。
 
 
 
患者さんを孤独にさせない。

どんな状況でも寄り添い続けたい。
 
 

手から伝わる温もり、お互いが幸せになれる感覚、アロマの恩恵を受けて患者さんと繋がっていきたい、家族を繋げたいと思い、セラピストを目指しました。

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