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Missionを持って生きる重要性について

今回は、私が大事にしている考え方について触れたいと思います。

テーマは「Mission(ミッション)」です。

ミッションを持って生きるのとそうでないのでは、
成長度合いが信じられないほど大きく差が現れます。

できる人とそうでない人の差は、この超長期的な目線を持って行動しているかそうでないかに集約できるというのが、現時点での私の結論です。

Missionという言葉の定義を明らかにしてから話を進めたいと思います。

GoogleでMissionという言葉を調べると、

「使命」、「任務」、「役目」という意味が出てきます。

じゃあ、誰から誰に対しての使命なのかを考えたいと思います。

基本的に私は、個人(=その人そのもの)に焦点を当てて、個人の自己実現や幸福度の最大化を目的としているので、

ここでのMissionとは「自分が自分に与える使命、役割」ということを定義としたいと思います。

簡単な表現でいうと、ゆりかごから墓場までの一生の間で、あなたがこの世界でなすべきこと、状態を表します。

Missionを持つ理由を簡単にいうと、
あなたの人生の羅針盤を手に入れることができ、なりたい姿に向けて迷子にならずに自己実現の道を進むことができるということが言えます。

Missionがあることで、逆算として各年代で到達すべき目標が定まります。
Mission達成のために、60歳までにどうなりたいか?50歳までにどうなりたいか?40歳までには??といった逆算です。
究極的には「今日何をするのか??」を考えることができるようになります。

Missionは、自分の人生のあるべき姿を定義する装置です。
そして、現在地点の自分とあるべき姿とのGAPを埋めるために「目標」と「具体的なアクションプラン」を考えて、試行錯誤するのが日常なのだと考えています。

Missionを定めるために非常に参考になる図書がありますので紹介します。
それは、

熊谷正寿さんの「一冊の手帳で夢は必ずかなうーなりたい自分になるシンプルな方法」

この本の中で、「教養/知識」、「健康」、「心/精神」、「プライベート/家族」、「社会/仕事」、「経済/モノ/金」のピラミッドが出てきます。

Missionについて

この図は、右上に自分のMissionを掲げ、その状態に達成するためにアプローチしたい6つの項目を挙げています。

6つの項目について簡単に解説を入れておきます。

●ベースの3項目:「教養/知識」、「健康」、「心/精神」

土台となる3項目は人を構成する要素のうち基本となる「心・技・体」を表します。
この土台がしっかりしてこその人生の充実です。

●中段の2項目:「プライベート/家族」、「社会/仕事」

中段の2項目は人を取り巻くウチとソトを表します。
ウチは言葉の通り、家族やプライベートを表し、
ソトは環境、社会、自分の仕事を表します。
最近ではLife as workという言葉の通り、仕事とプライベートの境界が曖昧となってきていますが、ここでは仕事とプライベートを区別しています。

●最上位の項目:「経済/モノ/金」

以下の5項目の結果として、経済的報酬、モノ、金が手に入ります。
これらの目標を定める流れになります。

このピラミッドはまさに、マズローの5大欲求説を模した形になっています。

Missionの設定、自分を構成する6要素の目標設定を通して、短期的な目標設定に落とし込むことができる仕組み作りが可能になるので、私も実際に採用している思考方法です。

ここからは、私が実践している具体例を少し紹介して終わりにします。

私は、年始に長期計画(60歳まで10年刻みの目標)、中期計画(10年後までの1年刻みの目標)、短期計画(1年後までの1ヶ月刻みの目標)を定めています。

そのとき、まずMissionの確認とピラミッドの項目を更新します。

これを始めたのが2018年からなので、かれこれ2年位続けています。

2週間に1度ほどの頻度で一人作戦会議を実施して、振り返りを行い、方針修正をこまめに行なって自己実現の達成を目指しています。

あくまでも、ピラミッドの作成などはツールに過ぎませんが、
Missionを自分の中に持つのと持たないのではアウトプットの量と質に大きな差が生じくるのを実感しています。

この記事を参考に、みなさんもMissionについて考えてみてはいかがでしょうか?

のりり

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