滝沢歌舞伎ZERO2021の御園座公演初日に行けた感想【後編】
※こちらの記事の続きです。
※HELLO HELLOや縁-YUÁN-のYouTubeに気を取られて更新が遅れました。
人形町の岡っ引き/新吉（岩本照さん）
小判を撒く時の、決意を固めた表情の力強さが忘れられない。『俺がやるんだ……！』っていう、直で見ることができた眼力が凄くかっこよかったです。
新吉は相変わらず、動物とお似合いで可愛いな。
あべぞうの時もそうだけど、今回のダテタマなんか、ダテタマに隣を許しているその姿がめちゃくちゃに可愛い。
初っ端から江戸の人たちはダテタマと戯れているけど、新吉親分だけは「(今回は犬か…？ダテタマ……？猫か……？)」みないないかがわしい表情。
黒影組との戦闘シーンも流石。激しく動き回ってもピクリとも感じられない、ガチガチの体幹から来る姿勢や立ち回りが正にヒーローでした。
体に当たったらめっちゃ硬そう（言い方）
団子屋の女将お丸（深澤辰哉さん）
本当の本当の初見の時は、お顔のインパクトの大きさとキャラの濃さに動揺していたのですが(笑)
お丸ちゃん見るたびに可愛くなっていって、江戸のイケメンたちにモテモテなのでジェラシー湧いてくるレベル。
でもお丸ちゃん、優しいし面白いし、声がとってもイケてるヴォイスで好きになる。
今回特に好きなシーンは、黒影組との戦闘シーン。
町で掃き掃除をしているお丸ちゃんのところに黒影組が現れるのですが、
その掃除をしている姿が・・・！！！！
とってもキュート・・・！！！！
掃き掃除という素朴な動作と、少し「シュン・・・」と肩を落とした姿が！！！ナニアレ！！！めっちゃかわいい！！！お丸ちゃん、夜は危ないからお家入ってな！！！って言いたい、全力で守りたくなるレベルの可愛さでもうあの姿を忘れられないです（恋）
以蔵（ラウールさん）
以蔵・・・声変わりしました・・・よね・・・？（100万キュンポイント）
男らしいお声に、ダークさが増したと感じました。体の成長にどうしてもキュンが出てしまう。たくましくなって・・・と謎の母親目線。
それに、それスノ企画で声の演技も何度もしていますし、ハニレモ済なこともあって、劇場版の以蔵よりも雰囲気も声色もなんだか変わったと感じました（安定の小並）。
『ラウールさんが演じている』というより、『以蔵がそこにいる』感。
自然と黒影組の世界に入り込んだし、以蔵の葛藤に心苦しくなったり、切なくなりました。
新吉との梯子での演出も凄い。
映像で見て感じた高さよりもずっと高かった。以蔵の体も大きいので大迫力。どんな風に客席が見えるんだろう。
逆さ客席、以蔵しか見たことがないんじゃないかな？
新吉と以蔵の姿が、現実の岩本さんとラウールさんに重なって、胸熱で大好きな演出です。
金之助の弟・大蔵銀之助（渡辺翔太さん）
ギャグに磨きがかかってません？最高でした。
銀さんのやることなすこと面白くって、手を叩いて声を上げて笑いたかったです。
金さんとも安定のナイスコンビネーション。
今回は御園座初日ということで、よく見るアドリブのぶっ飛んだネタを入れてくることはなかった（なかった・・・ですよね・・・？）のですが、金さん銀さんが持ってきてくれる笑いに助けられました、精神的に。
銀さんは私にとっても、可愛くって自慢の銀さんなのですが、やっぱり不思議なキャラクターで実体が掴めないでいる・・・。
「うるさいな～。少し落ち着けよ」
「あにっあにっあにっ」
が麗しの渡辺翔太ボイス、良い声過ぎてだな（沼）
官兵衛（向井康二さん）
感情が何周かまわって向井さんの演技めっちゃ好きです（）
私は舞台鑑賞経験も浅いですし、映画も公開して度々観に行くような分類の人ではないので、体感でしか話すことができないのですが、「映画と舞台で演じ方を変える」っていうのが凄く分かりやすく知ることができた、キッカケが向井さんでした。
何度も観た劇場版と、舞台で見た表情と声の抑揚が全然ちがう。純粋にすげえ・・・って（小並再放送）。
ドッキリにハマりまくるぴえんな向井さんも面白くてかわいいですけど、演技するガチガチのドラマ班向井康二の姿ももっと見てみたい。
官兵衛だけじゃなく、黒影組は過去になにがあったんでしょうね・・・。仲間意識はうすそうなのに、絶対的官兵衛はどこからなんでしょう。
半兵衛と以蔵よりも小柄ですが、貫禄があって惹かれています。かっこいい・・・。
帳簿係から現場復帰した岡っ引き/日和見安兵衛（阿部亮平さん）
はじめまして！安兵衛さん！
安兵衛のにじみ出る良い人感と不憫な感じ(笑)。ピーカンな笑顔が素敵(＾＾)
今後の公演も安兵衛は出てくるのかなぁ。
色んなキャラクターと絡ませて、沢山の表情を見てみたいなと思いました。
安兵衛のお天気コーナーも、演じる阿部さんならではの演出。
この日は晴れのち曇りか雨（うろ覚えごめんなんさい）で、しょんぼりした安兵衛とお丸ちゃんとダテタマが可愛かったな。
あべぞうの可愛らしい印象が強かった阿部さん、思っていた以上に声が出ていてセリフの第一声を聞いて「おっ」と来ました。
歌で下ハモをたくさん担当されてるほど声が低いので、ますます男らしい一面にギャップの振り幅どうなってん・・・とちょっとポカンと一瞬落ちました。
あの「にゃ～ん」て鳴き声はどこから出してたんだ・・・まじで・・・
半兵衛（目黒蓮さん）
目黒さんが演じたキャラクターの中で一番気味悪くって謎すぎる半兵衛。
くそ・・・人殺しがそんなイケメンであってたまるか・・・顔が良い・・・スタイルが良い・・・声が良い・・・待って、やめてよもう・・・(口癖)
良い意味で変人感、狂ってる感じが磨きかかってて見てていっそ清々しい。
半兵衛が人を斬ってるところ見たい。めちゃくちゃ人斬ってるのに、その描写があまり無いのが惜しいです。襲ってるところ超見てみたい。見なくても分かる、めっちゃいいやつや。だめ、ちゃんと見せて。
金さん、銀さんを襲いにかかる時も「そんな顔しなくていいじゃん！」ってぐらい半兵衛が凄い冷たい顔してて何故か悲しくなりました。
顔が良い故に笑ってほしい・・・。（現実とごちゃまぜになってる現象）
あとそれから次回は上手にもたくさん来てね！（）
犬のダテタマ（宮舘涼太さん）
かわいい！！！！！！！！！！
かわいいよダテタマ！！！！！！！！！！
完全にお丸ちゃんの飼い犬なのかわいいよ！！！！！！！！！！
「（ギリギリで…いつも生きていたいから…）」があって心底嬉しかったです。
「（ロイヤルダテタマ、暴れまーす！）」とその後の「ワンワン！ワオーン！」と遠吠えに全私が「（かわいい～～～～～～～～！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！）」と叫びました。（隣の佐久間担の子と同時に拳握って嚙み締めたの笑った）
上手の2階にいらっしゃったので、真下の位置から見られたのはまじで幸運でした。みんなにも見て欲しい。すっごいモフっとしてた。めっちゃ可愛い犬だった。
ロイヤルドッグはちょっと小生意気な感じもあって愛くるしかったです。戦闘レベルも激高。そこらの人間より絶対強いでしょ。
大蔵金之助（佐久間大介さん）
ちいこい生き物かわいいかわいい金さん（メロ）
金さんどんなに危ない目にあってもなんだかんだで生き残りそう、不死身かな。
これは金さん銀さん共通のシーンですが、黒影組との戦闘中に兄弟同時にくしゃみするんですよね。それで桜の花びらがステージ両サイドからドサッ、ボワッと舞うんですが、その1シーンが可愛いと可憐のダブルパンチで。
もうどう表現したらいいのか分からない、エモエモ感情がこみ上げてきました。
あの演出一生やっててほしい。
佐久間さんの演じる金さんはとってもお気に入りです。佐久間さんにぴったりだとも思います。
スッポンから登場する金さん、乗せる人が変わるだけでスッポンもこんなに表情を変えるのだな・・・←
演技も舞台に合っている気がして、ユニークな動きや表情が映えるな～と感じました。そのわざとやっている所が金さんの素というか、自然っぽく嫌らしさが全くなくて良いな。
簡単に所感
満月に散る鼠小僧～残した夢は『笑いあり、涙なし』～
滝沢歌舞伎ZEROが始まった新体制が自分の中でハマりすぎていて、今回の阿部さん宮舘さんの役変更は、聞いた時は少しだけ残念な気持ちもありました。（だって2年もやってたし・・・）（映画はもう何十回も観た）（一度生で見たかったな～と、主演猫さん・・・）
でも蓋を開けると、ダテタマ可愛いし、アオハルに心躍らせるクセ強そうな安兵衛と出会えた。
もしかしたら、これからも役が変わったりして、キャラクターとさよならをすることもあるのかもしれない。
そう思うと2人の貴重なキャラクター誕生の瞬間に立ち会えてよかったなぁと思います。
主演が9人いるんですもんね。鼠小僧の世界をどう変化・進化させていくのか。
最後岩本さんのナレーションにもあるように、「受け継いだこの夢を、いつかは後輩に引き継いでいかなければならない。」
引き継ぐその時まで、目の前のショーを色んなこと感じて考えながら楽しんでいきたいです。
ある意味自由な世界、なんでもアリな世界で、これからどうなるんだろうな、とドキドキです。
滝沢歌舞伎ZERO2021お疲れ様でした！
大変な状況の中、Snow Man、出演者の方々、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
青い桜が舞わなかった時も、たくさんの愛を発信してくれて感謝しています。
またご縁があったら劇場に行きたいな、新橋演舞場にも行ってみたい・・・！
4枚目のシングルが発売されるので、Snow Manはそれに向けてますます忙しくなるんでしょうか。
たくさんの感動をいただいた分、声援でお返ししていきたいです。
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