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むしば

歯医者さんに行った日の
嬉し恥ずかしい話。

小学生の頃から噛み合わせが原因で矯正を始め、
残念ながら戻って来てしまった悪い噛み合わせを再治療し始めて4ヶ月。
歯磨きだけは気を付けて時間をかけてやっているつもりだった。

            ✴︎

ある日の夜
奥歯に黒い点を発見。汚れかと思い歯ブラシでゴシゴシ爪楊枝でもカリカリ。
何をしても取れないその黒点に嫌な予感。

"あ、穴だ…歯に穴が開いたんだ"

すぐに大きい口を開けてマヌケな顔で母にも見てもらったけど母もこれは穴やねって。
そしてさらに母にも私にも心当たりが。

チョコレート食べてから歯磨きせずに昼寝してた

母にも怒られ自分でも猛反省。歯磨きするときはしっかりするけど、間食の後とかこまめにしてなかったなぁ。
ショックだったけどもう何を言っても仕方ない。歯医者に予約の電話しなきゃ…

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"ちょっと虫歯があるような気がして~"と虫歯ができたことへの恥ずかしさと闘いながら電話予約。

予約当日も"今日はどうされましたか?"と聞いてくださる歯科衛生士さんに奥歯に穴がと伝えるのが恥ずかしくて恥ずかしくて。

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では少し見ますねと歯科衛生士さんに見て頂くと
これですねと何やら尖った器具でカリカリ。
"やっぱり穴や、どれだけ深いか見てはるんや"
とまたまたショックを受け、チェックが終了した歯科衛生士さんの様子を察知。

何言われるのかななんていうドキドキが違うドキドキになるほどの衝撃的な言葉
                    
                          "取れましたよ"

ん?何が?それが最初の感想でした。
鏡で見せて貰うとほんとに黒点がなくなってる!
嬉しさで少しニヤけましたよね。笑
その後にもっと恥ずかしい思いをするなんてつゆ知らず…

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では先生呼びますねなんて言われて虫歯じゃなかったと知った私はルンルン気分で待ってたんだけど

"奥歯に汚れが付いててそれを虫歯だと思ってたみたいです"

歯科衛生士さんが先生に伝えた言葉。

え、恥ずかしい恥ずかしい。いや、その通りなんだけど恥ずかしい。

汚れを虫歯だと思ってたことも
汚れを付けたまま1週間近く過ごしてたことも
もぉ全部恥ずかしい、穴があったら入りたい
心の底からそう思いました。

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その後、恥ずかしい思いをしながらも先生に点検をして頂き
虫歯もないしよく磨けてる
とお褒めの言葉を頂けたことが唯一救いでした。

そして、虫歯になったかも知れないと思い当たる節があるような行動はしないでおこうと誓い、今では何か口にしたらすぐに歯磨きをするようになりました。

良かったのか悪かったのか
やっぱり虫歯がなかったことに喜ぶべきなのかななんて思う、今まで経験したことがないような嬉し恥ずかしい出来事でした。

            ✴︎

ただただ私のつまらない恥ずかしい話を最後まで読んで下さった方がいらしたら感謝申し上げます☺︎もし宜しければまた覗きに来て下さい、!

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