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アリス九號.「GRACE」発売記念 ”爆音試聴会”①〜初見の感想をただただ綴る〜

<「GRACE」発売記念 ”爆音試聴会”>
行ってきました!
東京に住んでたら楽に行けたのにと思いつつ、いざ鶯谷へ。

■開催日:11月2日(水)
■会場:DANCE HALL 新世紀
■開場/開演:18:00/18:30


まずはアナウンスで、アルバ厶「GRACE」を全曲暗転した中で九組のみで試聴、その後にメンバーが登場してインタビューやトークをしていきますとのこと。

18:30〜19:20の間、暗闇の中視聴

座席は整理番号順入場だけど自由席で椅子ありだったので、10列目以降くらいのセンターでのんびり視聴していました。

会場到着前にタワレコ秋葉原店さんに寄って、「GRACE」通常盤を購入してきたのだが、勿論開封もせず、そしてFC限定豪華盤は本日自宅に届いているようだが、これまた勿論東京遠征しているので現物も見ていない状態。ストリーミングで少しだけ全曲の全貌は見られたけど、まっさらな状態でそして爆音を暗闇で目を瞑って聴いてみる経験は初めてだったので、不思議な感覚でした。

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初見の個人的感想をツラツラと綴る

歌詞カードも何も見ていない状態で聴くなんて、これまた初めて。いつもだいたい購入したらアートワーク見て、歌詞カード見て、音聴いて、歌詞カード見ながら音聴くスタイルなのでね…。


01. Living Dead

999のライブの1曲目で聴いた時から気になっていた曲。怪しい始まりと珍しいくらいの将くんの低音ボイス、心臓に響く地鳴りのようなドラムのリズム、洋画の戦争モノ見てるかのような印象が強い曲。ああ1曲目、これから始まるのか、アリス九號.の円熟味増したフルアルバムへの意地に似た覚悟が感じられた。


02. Funeral

最早MVを見すぎ聴きすぎてお馴染み感、安心感がすごい。以前公開インタビューだったか、沙我さんが「目を瞑っていても目の前にそのメンバーが演奏しているのがわかるように音作りをした」って言っていたんだけど、特に長いと言っている間奏はそれぞれの楽器隊の魅せ場がたくさんあるなと感じた。

どこかクラッシックのような優しさもあるのに、ギャンギャン歪ましてくる所、虎ギターからヒロトギターへのあのギターソロの流れるようなバトンタッチが凄く魅力的だなと思う。
また、激しさもあるけど上品だなって思う。ヴィジュアル系シーンへのアンチテーゼのような、という曲なんだけれど、勿論古き良きヴィジュアル系を取り入れただけじゃなくアリス九號.が曲に生命吹きかけるとどこか聴きやすくて、気品があるのよね…。
しっかり全てのパートの音が、綺麗に耳にいい音加減で入ってくる。不思議だわ。


03. Moondance 

Bメロ、夜の廃墟の風を感じて「スリラー」の世界観が思い浮かんでしまった。

この曲もLivingDeadのようにポエトリーがあって、GRACEはこういったメッセージ取り入れていくのかなと感じながら聴いてました。


04. Exodus:

こちらもイベントで聴いた時から約半年、既にライブで成長したなと思いつつ聴いてました。Bメロのデスボからサビが煌めいててギャップがすごいなあと思う。サウンドはゴリゴリなんですが、サビはアリス九號.らしい。


05. Envy

999ライブで将くんが王座みたいなお椅子に座り優雅に歌っていたイメージが強い。

歌詞も何もわからない状態だけど、少しこのアルバムの中で光が見えてきた印象の曲。

ラスサビが、13thライブのGEMINIをフル演奏した後に楽器隊だけ残ってサウンドだけになるあのアレンジを思い出した。


06. 界

こちらもライブ、しかもイベントで初見だった3月から考えるとお馴染み感があるのだが、般若心経を唱える沙我さんですよ。
まさかお経を入れてきて、しかもそれが成立しちゃっている、そしてサビはとても綺麗な大地が見える。虎曲だと知ると納得してしまう1曲。

インパクトのある曲なのでイベントやフェスで演奏すると、私の推しアリスちゃん、いろんな意味で面白いバンドでしょ?と自慢したくなってしまいますね。


07. Answer

Bメロのメロディお洒落すぎる、Naoさんのドラムが際立ってるし、Aメロ→Bメロ→サビともうメロディがドラマなんですよ。サビ前のコーラスというか歌メロ、ずっと頭から離れず次の曲いってしまった。


08. Roar

沙我さんの公開Recで音付け前を聞いていたのですが、将くんの声も入るとアリス九號.感になるなあと思って聞いていた。イントロから頭から離れないメロディ、疾走感あり皆で声を上げるシーンもある、ヒロポンのLIVE熱が感じられる1曲だなという印象。


09. Farewell Flowers

Farewell、と聞くとAliceNineの10周年後独立を決めてからの冬眠前ライブのタイトル&FC旅行タイトルを思い出してしまう九組である…。

MVはないけど、Funeralで棺が出てくる地下のイメージならば、こちらは天に昇った黄泉の世界のような無限にある花畑がイメージとして出てくる。将くんがバラードのサビでもあまり声が高くなくて、低いからこそ際立っている気がする。


10. Grace

MV公開されていたのでこちらもお馴染みになっている曲。冒頭の「the beautiful name」を感じるようなイントロはどうやらMVだけみたいね。武瑠くんのアリス九號.への過去曲オマージュだったのかな?

こんなにも沙我さんが最初から歌ってサビもツインボーカルかみたいな曲は初めてだから、やっぱり面白い。ここまでダーク、時折光が見えるアルバムだったけど、Graceで一気に光が差したアリス九號.!って曲になるのが凄い。

999のLIVEでは漠然とただ見ているだけの初披露だったんだけど、曲を聞けば聞くほどまたLIVEで披露された時には感動的なんだろうなあ。


個人的初見の「GRACE」の感想は以上。 
爆音視聴後にいよいよメンバーが登場して、各局の解説が始まる!



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