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「モネ 連作の情景」の雑感

2023/10/28(土)に、上野の森美術館で開催されている「モネ 連作の情景」に行ってきました。

モネが好きで睡蓮をスマホの壁紙にしているのですが、恥ずかしながらモネはおろか油絵の展示会に行ったことが一度もなかったんですよね。

最近、絵画に興味がありちょうどモネの展示会が開かれるという事で、タイミングが良かったので向かいました。

回れる時間が30分ということもあり、1つの絵をじっくりというよりは流れ的にサクッと見て回る形だったんですが、モネの絵を直で見れて色々と刺激を受けましたね。

一部写真OKなところもあったので、何枚か撮ってきました。



初めて油絵を直で見て、色々と発見があったので色々と書きます。

  1. 油絵は立体芸術
    近づいてみると絵の具立体感、筆の流れが光に照らされて見える。
    ディスプレイ越しに見るのとはまるで違う質感がある。

  2. 遠近で印象ががらっと変わる
    近くで見るとなにか分からないが、遠くで見ると人だとわかるような描き方をしている。
    実際に見に行くと遠近で比較できるからより顕著に印象の違いがわかった。

  3. 見る人に想像させる部分が多い
    勝手に細かい部分を想像して補完している自分に気がついた。 写実主義よりも圧倒的に視聴側の想像力が問われていると感じた。
    分野は違うが、小説で読者に脳内補完させるものと似た印象。

  4. 連作は時間芸術
    にわかなので連作という概念を知らなかったが、何枚か同じ情景を別の時間で描かれることでその間を想像できてとても良い。
    積みわらマジで最高だった。

  5. めちゃくちゃ人がいて良い
    人混みがやばかった。しかも以外に若い人がたくさん見に来ていて、絵画に興味のある人ってこんなにいるんだ、とちょっと刺激を受けた。
    気軽に見に行けるのはとても良いですね。

また、展示会自体はモネの人生を時系列で追う形となっていて、僕みたいなにわかでも十分楽しめました。配慮がすごかったですね。

上野エリアは芸術の街って感じになってるので、また何かの機会に行きたいです。

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