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女性活躍インデックス企業1位は「ローソン」、東洋大学が発表

東洋大学は、女性活躍がどれだけ推進されているのかをランク付けする「女性活躍インデックス」を2019年に発表した。3年を通したランキングでは、一位「ローソン」、2位はイオングループの「イオンビッグ」、3位にパソナグループの「パソナテック」が入った。

ローソンは、「2020年度に管理職における女性比率を30%にする」「新卒採用における女性比率を50%にする」などの数値目標を掲げ、女性活躍に積極的に取り組んでいる。

2019年単年の一位は「オムロンエキスパートリンク」、2位は「銀座アスター食品」。3位にローソンが入っている。

企業にとって女性活躍に取り組むのは当然のこととなってきた。だが、男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数で、日本は2018年も149カ国中110位。世界と比較し遅れをとっている。

東洋大学は女性活躍インデックスを公開することで、企業の取り組みを可視化し、対応を加速させることがねらいだ。学生が企業を選ぶときの判断基準にもなる。

業種別のランキングもあり、報道の一位は朝日新聞。他に東京ガスやリコーなども業種別一位となっている。

同インデックスは、厚生労働省の「女性の活躍推進企業データベース」に登録されている1215法人を対象に以下の7項目を抽出し、独自の計算式を用いて分析した。

 1.女性の平均継続勤務年数(または、女性の採用10年前後の継続雇用割合)
 2.男性の平均継続勤務年数(または、男性の採用10年前後の継続雇用割合)
 3.管理職に占める女性労働者の割合
 4.役員に占める女性の割合
 5.労働者に占める女性労働者の割合
 6.男性の育児休業取得率
 7.女性の育児休業取得率

参考:
東洋大学「女性活躍インデックス」法人ランキング2017-2019 3年通期版
https://www.toyo.ac.jp/research/joseikatsuyaku/company-ranking2017-2019/

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