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未来のオリンピック選手

こんにちは、ツカジです。

賛否両論ありましたが、東京オリンピックが開催され、試合に挑む選手の方々の真剣な眼差しや、勝利を手にした時のとびきりの笑顔を見ると、感極まってしまうこの頃です。

カンボジアからも今回は、3種目に3名の選手が出場するために日本に向かいました。

出場種目は、1)陸上男子100m 2)競泳男子50m自由形 3)競泳女子50m自由形になり、7/30と7/31が初戦の出場となります。

カンボジアの小学校では体育という授業がまだ無いのですが、子どもたちの身体能力は、ずば抜けて良く、新しい事でも少しだけどんな風にするかを伝えると、のみ込みがとても速く、いつも感心させられていました。

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以前、カンボジアで子どもたちにスポーツを支援されている有森裕子さんのお話を伺える機会がありました。

その時に、有森さんがおっしゃっていたのですが「カンボジアの子どもたちの身体能力は本当に素晴らしくずば抜けている。正直、今の日本の子どもたちとは比べ物にならないほど。ただ、その身体能力を生かすだけの、知識やテクニックを学べる機会に恵まれていないので、その身体能力がスポーツに十分に生かされていないだけだ」と。

それに、いくら身体能力が良くて、スポーツに興味があったとしても、その将来の可能性を実際に手にすることが出来るのは、現在のカンボジアではほんの一握りの人だと思います。

教育もこれからという現状ではありますが、教育同様に、スポーツの才能も生かせる場面やチャンスがあるようになればいいなと思いながら、今日も家の前の広場で、ミニサッカーやバレーボールを、楽しそうにみんなでしている小さな子どもたちの姿を眺めています。

そして、まだ少し先の話になりそうですが、そんな子どもたちが自分の夢を掴み、大きくなって、オリンピックや世界選手権のカンボジア代表で世界で活躍している場面なんか見れたら、感動してしまい、私はきっと嬉しくて泣いてしまうでしょう。

まずは、今週の30日、31日にそんな子どもたちの憧れに値する、カンボジアの選手を思いっきり応援したいと思います。

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NPO法人HERO
ツカジ

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