意図とフト(不図)

こんにちは!
橋本です。

意図不図って意識したことありますか?
両方ともかなり大事だと考えているので説明します。

いきなりですが、明日の天気を当てる方法知っていますか?
もちろん天気予報は見ずにです。

正解は、「今日と同じ天気を言う」です。
これで7割当たります。

ここからの教訓は、『今日と同じ明日がくる』ってことです。
基本的に人生は代わり映えのしない、同じような1日が過ぎていきます。

人生に変化を求めるなら、"意図"して行動を変える必要があります。
毎日に少しずつで良いので作為を入れる工夫をしていかないと、同じことの繰り返しになります。

なので"意図"することは非常に大事だと考えています。

では"不図"はどうなのか。

『大切なことは、ふとやってみるってことだよ。ふとって不図ってことで、意図なしにっていう意味。意図なしに、ふとやれる瞬間が来るのを待つんだ。なれてくると、人生全体をふと生きることができるようになってくる。
そうなればしめたものさ。
人生全体から作為を少しずつ取り去っていくんだよ。そうすると最後には、嫌なことなんてなくなっちゃうさ。』

「子供のための哲学対話」永井均著より

最初はこの意味が分かりませんでした。
不図する?作為を取り去っていく??
先ほど記載したように、意図しないと同じことの繰り返しにならないか?

ただ、最近ようやくこの不図が分かってきました。
個人的な話ですが、昨年からよく歩くようにしています。

途中に神社があれば、お参りすることがあり、
先日も"ふと"お参りした時に、「あぁこのことか」と腹落ちしました。

全く意図せずに、ふと神社に立ち寄ってお参りする。
そこには何も目標や成果もなく、作為はないが、ただ日常には変化が生じる。

これが人生全体に広がって、ふと生きていけるようになると
すごく豊かな人生になるんじゃないかと思いました。

ふと海外に行く
ふとカンボジアに学校を建てる
ふと事業を立ち上げる

そんな状態になれるように
日常に不図を増やしていきたいと考えています。

NPO法人HERO 橋本

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