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野菜作りで健康生活を手に入れる

こんにちは、ツカジです。

農業プロジェクトに取り組みはじめて、ちょうど半年経ったので、先日、現地の家族と「この半年を振り返って」という感じで、農作業のことに限らず気楽に話をする時間を設けてみました。

その中で、この活動に取り組むことで、変化があった会話の内容を少しお話したいと思います。

Q1)今回の農業活動に6ヶ月関わってきてどうですか?
A1)大変だと思う事も多いけど、野菜を作るのは、楽しいです。
収穫できた野菜を近所の人に分けてあげた時に、すごく喜ばれて嬉しかったです。

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Q2)食事面で変わったことはありますか?
A2)お店で売られている野菜の多くは隣国からの輸入品で、農薬を多く使っていると聞いているので、今までは野菜を買って食べることに抵抗があったけど、農薬を使わずに自分たちで育てた野菜は安心して食べれます。

それで、収穫した野菜を料理に使うようになり、食卓に並ぶおかずが以前より1品増えました。子どもたちも良く野菜を食べるようなりました。

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そのせいか、以前に比べたら、子どもたちが病気に罹らなくなって、毎日元気に過ごしています。

そして私(お母さん)も、畑仕事をするようになって汗をかいて仕事が出来るからか、以前より身体の調子が良いです。夫(お父さん)も、以前は体調があまり良くないといつも言っていたのですが、最近は調子が良いと言っています。

また家族が病気に罹らなくなったので、薬を買ったり、病院に行くお金が減ったので、家計の節約にもなって助かっています。

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Q3)家族の事で他に変わった事はありますか?
A3)もともとは子どもが5人いて、7人家族なんですが、学校に通わせる事、家で養っていく事が厳しくて、長男(13才)はパコダ(お寺)に入門させていて、三男(10才)は近所の祖父の家に預けていました。

でもほんの少しですが、子どもたちにきちんとご飯を食べさせてあげられる事ができるようになって、三男を家に引き取ってあげる事ができるようになりました。
また長男も時々、家に帰ってくるのですが、収穫できた野菜をパコダ(お寺)に帰る際に持たせてあげる事ができて、親として嬉しいです。

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過去の健康診断等の中で感じていた「栄養価のある食生活」や「野菜を食生活に取り入れる」ことが、家族の健康維持に結びつくのだと、確信できた回答でした。

また、健康問題を少しでも回避できれば、それは家計の節約に十分につながり、家族体系にも良い影響を及ぼすという事も明らかになってきました。

これからも、農業プロジェクトの活動を通して、こういった家族の健康面や家族体系もフォロアップできるように進めていきたいと思います。


NPO法人HERO
ツカジ




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