分かり合える瞬間

言語聴覚士は言葉による意思疎通が難しい方と時間を共にする事が多い。

相手にとって心地よく楽しい時間になることが理想だ。少しの頑張りで乗り越える事ができる課題の設定、、、それに尽きる。

出来ない事が「出来た!」分からない事が「分かった」瞬間は誰でもワクワクして次に挑戦する活力が湧いてくる。

しかし時に本人にとってどうしても嫌な事(多くの場合はその人にとって未経験の事)に挑戦しないといけない事がある。

そんな時、相手が子供でも大人でも、分かっていてもいなくても、私は「やってみよう」と信念を持って誘う。
気持ちを込めて伝えると子供も大人も目に涙をためて「分かった、やってみる」となる事が多い。

嫌だけど我慢して頑張ってできた時、、
ハイタッチをして喜びを分かち合う(^^)

その瞬間から薄いベールがはがれた新しい世界「今まで分からなかった事が『分かる』世界」になっている。相手も私も、何回も何回も新しい世界を経験する。その経験が、障がいを持って生活してゆく事実に向かい合う勇気を培っていくように思う。

#NPO法人はるか
はるか訪問看護ステーション
言語聴覚士  #不破本純子

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