パパも産後うつになる?
オープンチャット「これからパパになる人のための相談室」
メンバーのパパママさんに「自分はうつなのかな?」と思った症状を
教えてもらいました。
パパたちが体験したうつ?と思った症状
・イライラ
・疲労感
・検索魔になってしまった。
産後うつと育児時間
「産後うつ」よく耳にすることがあると思います。
日本では、この数年メディアでも取り上げていますが、男性の家事・育児参加の多い欧米では、一足先に研究が進んでいます。
2021年の法改定に伴って、パパ達の育児休業がとても注目されていますが、育児そのものにかける時間は、欧米と日本ではあまり極端な変化はありません。
では日本と欧米のパパは、何が違うのでしょうか?
欧米のパパの特徴
欧米の男性は多くの時間を家事にかけている傾向があるのです。
・アメリカ:家事育児関連時間は2.53時間(うち育児時間は1.09)
・イギリス:家事育児関連時間は2.46時間(うち育児時間は1.00時間)
・フランス:家事育児関連時間は2.30時間(うち育児時間は0.40時間)
北欧
・スウェーデン:家事育児関連時間は3.21時間(うち育児時間は1.07時間)
・ノルウェー:家事育児関連時間は3.12時間(うち育児時間は1.13時間)
仕事の在り方にも欧米との違いがあります。
日本のパパ達を考えると、育児に関わろうする男性とそうでない男性の差は大きかった。
社会そのものが、家事・育児から男性を切り離してしまっていたとも言えます。家事・育児に関わるパパたちが日々の悩みやちょっとした愚痴を話す場がないので、インターネットに頼る。でもネットの情報はどこまで信じていいのかという疑問があり、さらにインターネットで探しつづけるつらいサイクルが見えてきます。
パパの産後うつはこれからどうなる?
2021年度の育児休業取得率は13.97%と上昇傾向がありました。
今後、男性が育児休業を取る割合が増えれば、男性の産後うつに悩むパパも増える可能性もあり、これを見過ごしたままでいることはとても危険なことです。
不眠、食欲不振、外出が減る、会話が減る、イライラする、疲労感、うつの症状は身体的・精神的なものに及び、症状には個人差が大きくあります。
検索魔になった、男性も女性もこの状況になりがちです。
ちょっとした不安からネットの記事を見てさらに不安になり、不安はどんどん枝を伸ばして、やがて心を覆うほどの大きな木になってしまいます。
ここで大切なのは正しい情報を得ることです。
産後うつを防ぐには?
男性女性ともに産後うつを防ぐには、朝はカーテンを開ける、1日1回でも外の空気を吸う、眠る時間を確保するなどがあります。
そして、育児を頑張りたい(頑張っている)人に声を大にして言いたいのは、助けを求める!です。
LINEオープンチャットの活用
検索魔になりがちな時は、ぜひオープンチャット「これからパパになる人のための相談室」をご利用ください。
このチャットには助産師、保育士、先輩パパママもいてコメントから相談をすることができます。
みんなには伝えづらいと思う時は、個別相談も設けていますよ。
助けを求めることは勉強不足ではない
・夫婦やパートナーだけで頑張ろうとしない!
・家族だけで解決しようとしない!
この2つをママパパの共通認識にしてくださいね。
赤ちゃんは大人の思う通りにならない存在です。(だって個人ですから!)
助けを求めることはパパママの力不足や不勉強ではありません。
より良い家族を作る機会と考えていただきたいのです。