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お産当日のパパ、どう過ごしてもらう?

  1. 一緒にいてもらう

  2. 一旦帰宅

  3. 一旦帰宅して、すぐ戻ってきてもらう

クエスチョンの答え

正解は②  パパは一旦帰宅です。
※あくまでも一般論です。ママと赤ちゃんの体調によっては対応が変わることがあります。

お産の後は出来るだけしっかり体を休めて、同時にココロのリラックスも必要です。
しかし、産後はお産を乗り切るために分泌されたアドレナリンが多量に残っていて、結局よく休めなかったというママが多数。
(赤ちゃんも、産まれてから2時間ほどはよく泣くことが多いのです。)
この時パパやご家族が側にいると、ずっとお話をしていてより休めなくなるというパターンは多いものなのです。
パパにとっても陣痛が始まってから、ほぼ半日ハラハラしながらママの心配をしてきました。
そして無事に赤ちゃん産まれた!となれば、安堵感と喜びからテンションが上がっても仕方がないですよね?ついつい、ママとのお話が尽きません。

お産直後の休養の大切さ

でも忘れないでくださいね。
ママもパパも半日以上、極度に緊張して陣痛を超えお産をされました。
ママは陣痛の痛みと不安を、パパはサポートをし続けた半日なのです。
そして、翌日から早速育児が始まります。
これまでとは違った心配や不安、さらに眠れない夜が待っています。
ママや赤ちゃんの具合が悪いなどが無ければ、パパは一旦帰宅してのんびりお風呂に入り、可能ならば少し眠りましょう。
ママも少し1人になって、ぼんやり横になっているうち半日ほどすると幾分落ち着いてきます。


お産直後のパパミッション


⭐️お産の後はパパママお互いにしっかり休養時間を取ろう。

「パパ(ママ)と離れがたい!」「話したいことは山ほどある!」
ご家族やパパの気持ちはよくわかりますが、助産師たちは敢えてパパやご家族にはご帰宅を勧めます。
この休息時間を大切にしないと、翌日の疲労は大きく違ってしまうのです。

⭐️お産の終わりは本格的な育児実践スタート日と心得よう!

赤ちゃんは、出産から概ね6時間後には初めての授乳が始まります。
お産の当日、赤ちゃんは新生児室にいることが多いですが(出産施設よって赤ちゃん同室の方針は違いがあります。)
出産翌日からは怒涛のようにオムツ交換、授乳、抱っこの繰り返しです。
赤ちゃんが隣にきたその日から、不安と緊張も続きます。
入院中は覚えることもたくさんあります。
授乳の仕方、赤ちゃんのあやしかた、沐浴の練習、退院後の生活指導などなど。かなり忙しい数日と考えてくださいね。

出産はよく全治2ヶ月の外科手術に例えられます。
それほどのストレスが、体にかかるのがお産の現実と言えるのです。
翌日から始まる生活のために「休める時に休む!」を心がけてくださいね。

では、またお目にかかりましょう。

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