「生き方百科」を人材プラットフォームとして、学校と社会をつなげる!
学校の外との連携は高コスト
2022年度から高校で本格的に始まった「総合的な探究の時間」では、高校生たちが自分なりの問いを設定し、学校の外(社会)とつながりながら設定した問いを深めていく探究活動を行っています。
下記調査によれば、探究学習の活動として学校外の企業(地域・人)との連携を行っている高校生は、中四国では41.8%となっています。
一方、学校教員の目線からは、
学校外の人脈をもつ先生は限られている(=ネットワークの限界)
調整等に時間がかかる(=多忙化で業務時間を捻出できない)
という要因で、連携にあたってのリソースが足りていない状況にあります。
「こんな人知りませんか?!」に応える
こうした学校教員の外部人材探しの問題を解決するため、NPOだっぴでは「生き方百科」を活用したLINE相談を実験的に始めます!
学校の先生の「こんな人を探しているですけど、知りませんか?」というご相談に応えるべく、私たちがこれまでの活動で培ってきたネットワークを活用します。だっぴの活動に関わってくださった様々な社会人の中から、相談内容に合った人を可能な限りご紹介させていただきます。
相談方法
下記公式LINE「だっぴおとな通信」に
をメッセージしてください!
メッセージ受信後、スタッフと相談内容の詳細を確認するやりとりを進め、該当しそうな方がいればご紹介させていただきます。
その後、必要に応じて依頼内容の頭出しや連絡調整などの仲介もNPOだっぴで担当し、協力OKのお返事がいただけるなど、先生(ご相談者)にお渡しできるようになった段階でお繋ぎいたします。
・相談料金は無料です
・外部人材の招聘等に必要な経費は学校でご用意ください
・教員採用などの人材紹介は本サービスではお応えできません
さいごに
学校教育では担いきれない部分(あるいは担う必要がない部分)をこれまでは地域が担ってきました。しかし、地域コミュニティの弱体化によってその機能は果たせなくなっています。その結果、子どもの集まる学校がその代替を期待されるようになり、学校がやらなければならないことは増え続け、昨今のブラックと揶揄される状況に繋がっています。
新たなかたちで学校外のコミュニティを再構成し、学校教育との補完性を生み出すことで、学校を含む地域で子ども・若者を育てられる環境をつくりたい。そうした思いのもと、本企画を実行しています!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?