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NPO法人motif第4期を振り返って



本部の引越し


きっかけは、名駅事務所持ち主の井上さんの「借りたい人が出たから」という一言からでした。名駅事務所は井上さんのご好意(無料)でお借りしていたもので、豊山で事業が始まってからはほぼ使うこともなく、それでも以前使っていたものが置いてある状態でした。自然な流れに任せて、法人本部は豊山町へ移り(所轄も名古屋市→愛知県に移る)あるべき姿になったような気がします。
名駅事務所を引き払う際、ものを片付けたのですがその一つ一つのものから当時関わりのあった人や、当時の想いを振り返り、今のmotifの原形がここにあったんだと実感し、忘れないようにしようと思いました。

豊山町との繋がり

そして、そのこと(本部の移転)により豊山町との結びつきが強くなったと感じる1年になりました。
例えば。。
近所にある八所神社の狛犬をテーマにした「周年祭」
地域の人と繋がるための「物々交換会」「ピアノコンサート」
豊山町の文化財を守るための虫干し
町のイベント出店
イチヂク農家の戸田さんのご協力による、染色に使う灰
設立当初からお世話になっている浅井さんの地域ランチ
そして、私自身も豊山町に引っ越し、社宅制度を導入

豊山町の人と繋がること、地域に拓くことと、生活介護のメンバーさんのニーズを重ねながら活動を作っていくこと、そしてそのことがものづくりに繋がることを目標に進めることができました。

生活介護のこと

また、生活介護のメンバーさんの人数は少しずつ増えてきております。相変わらず、スタッフの人数は多く、しかし働く日数が少ない人、経験が浅い人もいる状況で、チームで支援するにはどうしたら良いのか?安全を守るためには?と仕組み作りや環境づくりに試行錯誤した一年でもありました。
環境づくりについては、不穏な人の状況や、不具合が起こっている部分を間仕切りや導線を作ることによって、メンバーさんが落ち着くだけでなくスタッフの支援の方向も明確にすることができたと思います。

さいごに

ひたすらに、「現場を耕して、道を作る」(支援の道筋や仕組みの意味)作業に明け暮れる日が続いています。メンバーさんの不穏を、変化(仕組み作り)のきっかけと捉えると、地域(豊山町)も見えてくるものだなと実感しております。

そして、引き続き「豊山町で、いいものをつくりたい」を進めていきます。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

6月14日、15日はFLAME3周年のお祭りを開催いたします。そちらも合わせてよろしくお願いいたします!


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