見出し画像

木曜の教室から 〜我慢しないこと

毎週木曜、「京の気功入門」は天野の唯一の定例教室です。
初めての方も、20年通う方も、毎週同じ流れで、安心して自分に集中されています。10/13のお話から、まとめました。(純)

2022/10/13 於:京の気功入門 天野泰司


このところ、暑かったり寒かったり、気温差が大きい。
我慢しないこと。動きたいなら動き、寒かったら着る。

例えば夏に背広やネクタイを着ている無理。学生の制服。家に帰っても、「これはこうしないと」とさまざま、思っている。
過剰な社会適応があると、生命のリズムが乱れる。
習慣を手放していく。そして、それは楽しい作業。

動物は、本来自分のリズムで生きたい。「自分の息をしている」のが本来。その場の雰囲気に合わせるのが大事な時もあるが、ずっとやっていなくてもいい。
いま、こうして私たちが生命を全うしていく。それはとてもとても低い確率。生きていること自体、偶然の重なり。
自分の身体のリズムで生きる。

本当にそのことが体でわかると、人にも強要しない。
今の社会は、ブレーキをかけて自他をコントロールしようとしている。
人だけが、意識で行動を制御をできる。
それには良し悪しがある。
そのブレーキを外すべき時に、どう外すかが大切。

今日のレッスンも、誘導を最低限にしていくので
ご自身の1番いいリズムで、この場を過ごしてほしい。
どんな状況でも、自分のリズムで。自分の息で。
そういう場を、今、作っていきたい。

家庭内でも、無理に合わせないで、自分のペースを大事にする。
そうすると、相手も自分のペースになる。

家族は、呼吸のリズムで響きあって生活している。相手の言葉だけに捉われないで見ていくのがよい。
まず自分のリズムを尊重、そうすると相手も自分のリズムで動いていく。

本来の勘を働かせて、生きていく世の中に。
いま私は、どういう感じで動くといちばんいいのか、やりたいことをやっているか。
習慣から離れるとうまくいく。相手のリズムも大事にして、遠慮なく。


健康で幸せな人が一人またひとりと増えていくように、 NPO法人 気功協会へのサポートをよろしくお願いいたします。 あなたの暖かいお気持ちが、私たちの非営利社会貢献活動を支えます。