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学力新時代に向けて

「教育のアプローチ」

新指導要領がスタートして、現代っ子が抱える様々な問題が浮かび上がってきました。子ども達の家庭環境の悪化、教育環境の悪化、さらには食環境の悪化、そして最も深刻な社会環境の悪化と人間関係の悪化は総合的環境悪化を招いているように思います。子ども達の多くは、尊敬できる大人を持たず、軽蔑さえしています。公立中学では、表だった問題は無いように見えますが、力でねじ伏せているように感じます。

こうした問題は、既に多くの保護者も感じているのでは無いでしょうか。教育機関では、学習以前の問題が解決できず、必死に勉強に対しやる気を引き起こそうと躍起になっています。その指導者にも、「ゆとり教育」のつけが回ってきています。ここに来て、子ども達の学力に危険信号が点ってきました。新指導要領について行けない子ども達が増えてきています。まずは各ご家庭で子ども達を守るべきだと思います。

昨日は、ブログを読まれている皆さんからのメールにお応えし、オリジナル教材について書き込みをしました。時代をにらんだ教材開発は幼児教育で使用する教材から開発を行います。幼児教材の中で古い電気製品が出ているとお叱りを受けるときがあります。「この教材、古いんじゃないの」しかし、新しいものばかりでは学習にはなりません。本を読むとき、昔使っていた道具が出てきます。古きものもその用途、使い方を知っておくべきなのです。つまり、教材は、例え古いものでも、こうして子ども達が出会うだろう事を予測し、その先を見て教材は作られます。子ども達がこの先接するだろう内容を、絵を通して知らせておく必要があるのです。また、数秒で出来てしまう教材があります。これも表面だけ見れば簡単です。しかし、それでは学習になりません。当研究所で作成する教材は、簡単な内容のプリントほど指導力を問うようになっています。これらのプリントに共通するのは「思考」であり、「判断」であり、ものの「用途」、使う「場面」が要求されます。

幼児教室で使う教材は、市販にはないより専門的な内容で構成されています。発達段階に応じた内容で、更に系統性を持つものです。時代の変化は、子ども達の発達に大きな影響を与えています。身体の発達もそうですが、ここに来て精神の発達にアンバランスな面が見られるようになってきました。それは、大人にも見られます。それは精神的に未発達な大人が増えていることからも容易にご理解頂けると思います。考え方が幼稚で稚拙、けして大人の行動や考えとは思えない人を数多く見かけると思います。

現在、研究開発と平行し制作中の教材は、こうした時代背景を考慮し、来るべき教育改革に対応出来る内容を中心に構成されています。子ども達の思考力を上げる、また取り戻す為のアプローチは、文字分野、数分野、知覚分野に及び、小学性教育へと繋がって行きます。幼児教育は今後更に重要性を増すことでしょう。かつて、教育界は多くの子ども達の「落ちこぼれ」対策に右往左往しました。そこで幼児教育が大きく取り上げられました。幼児教育は、この先大きな変革期を迎えることでしょう。

2013/11/23


著:石川教育研究所 代表 石川 幸夫

石川教育研究所 代表 石川 幸夫

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