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始まる教育改革!「先を読む 先を見る」

「鉄は熱いうちに打て」

昨年暮れから教育関係のニュースが多くなってきた。本格的な教育改革を前に、最も敏感に反応をしているのは幼児を持つ保護者、もしくはこれから子どもをと考えるご夫婦かもしれない。これから5年をめどに教育システムが少しずつ、そして確実に変更されていくからだ。数年後には我が子が教育改革の中で学ぶ事になる。既に東大を頂点とした我が国の教育界は崩壊し、国際化、グローバル化の道を歩み始めている。それは、アメリカ・イギリスの大学進学を視野に、世界の頭脳が集結する教育環境の基、学びたいと願う高校生が増加していることでも解る。読売テレビ、土曜朝の番組「ウェークアップぷらす」でいち早く組まれた「教育のグローバル化 教育移住」でも明らかのように、教育の質の改善を求める保護者は世界全体をその視野に置いている。教育改革は民間レベルでは既に始まっている。

教育の国際化、グローバル化に目を向けること自体、現代社会から見ると必然と言えるだろう。私は以前、「キラキラネーム」でテレビ、週刊誌の取材を受けた。実は、この名前の変化から国際化の波は押し寄せていた。それまで我が国では例外的だった国際結婚も一つの選択肢として当たり前に位置づけられてきた。正に、日常生活から国際化の波は押し寄せていた。当然名前も和洋折衷と言っては怒られるが、名前に「外国の音」が加わってきた。しかし、島国に暮らす私たち日本人は、どこかに閉鎖性を持っている。それ自体決して悪いことではない。閉鎖性とは「守る」という言葉の裏返しだと思う。その閉鎖された門が開かれたとき、今まで持ち合わせていた概念が根底から覆されることがある。明治維新を見てもそれは明らかだ。

教育改革はこれから5年の間で行われる。今回の改革は、今までにないものだ。教育システムに大きなメスが入る。しかし、現場は直ぐに対応出来ない。外国の大学に焦点を当てている高校生は増加傾向にあってもまだ全体としては一部だ。大多数は日本の大学となる。そして、改革の対象となるのは子ども達だけではない。保護者も当然子どもの将来を考える上で様々な準備がいるだろう。学校や教師も同じ事が言える。システム変更には人間の思考の変更も必要になるからだ。教育界も大きく二極化の道を選択している。結果、よく言われる構図となるだろう。学力における二極化は、子ども達の将来に大きく明と暗を分ける結果となるかも知れない。教育現場で問題となっている学力低下、その立場の方々の声を拾うと共通した言葉が見いだせる。大学では、入試というものがあるが生徒の学力不足は否めないと言う。それは、高校の学習に問題があるからだと。一方高校では、学力低下は中学の学習指導に問題があると。このように、学力低下の問題は次第に下へ下へと下げられてくる。最終的には「小1プロブレム」となる。つまり、幼児教育が必然となる時代がもう来ているのだ。すると、幼児教育もその質が問われる事になる。当然今まで以上に幼児教育も結果を求められる。今まで数字で評価されてこなかった幼児だが、小学校に上がってその成果が現れるのか、学習の指導速度はこれから加速される。「鉄は熱いうちに打て」と同時に、保護者として幼児教育(教室)に対し、教育内容と学習の指導力を見る力が必要になる。どの幼児教室を選ぶか、ゆとり時代の見方で選択することは出来ないだろう。先を読む、先を見る力が保護者に求められてくる。幼児教育に何を求めるか、どんな指導が必要なのか、親として見る目を養わなければ!

2013/1/11


著:石川教育研究所 代表 石川 幸夫

石川教育研究所 代表 石川 幸夫

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