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家庭学習の充実を

「家庭学習の習慣化を」

まもなく新年度が始まります。小学校に上がるお子さんをお持ちのご家庭では準備にお忙しいことでしょう。子ども達が本格的な授業を経験するのは5月の連休明け辺りになるでしょう。何事も最初が肝心です。新小学1年生は、最も学習に前向きな年齢です。どこか自分自身が大きくなったと思い、向学心に燃える時期でもあります。家庭学習の重要性を感じられている保護者も増え、既に始まっている学力重視の教育現場からの刺激を受け、以前から、保護者の方々より、家庭用のフラッシュカードのご希望が絶えませんでした。今回、家庭用で小さいサイズの漢字フラッシュカードを作成しました。1年生でも190枚にもなります。それは、セミナーでもお話をしましたが、1年生の配当漢字は80文字です。これを見ると少ないように思いますが、音読み・訓読み・送り仮名・筆順・画数・部首・熟語と漢字学習の幅は広く、学習は計画的に進めて行かなければ、幾つもの漢字を取りこぼす結果に繋がります。

今回は、「語彙数獲得学習」と「家庭学習の習慣化」を目的に、漢字フラッシュカードに加え、漢字練習帳(配当漢字帳・筆順練習帳・音読み/訓読み練習帳・書き取り練習帳)・書写練習帳をセットし限定販売します。(ご用意できるセット数は1年生~3年生まで各50セットです)対象は1年生から3年生ですが、年長さんでも平仮名が読み書きできるようであれば、夏休み辺りから漢字学習を始められても宜しいかと思います。また、フラッシュカードと漢字練習帳をリンクさせた、簡単な指導書と計画表をお付けする予定です。また、フラッシュカードを初めて行われる方用に、ネット上で動画を配信する予定もあります。(塾などで使われる先生方用にも、教室用のフラッシュカードもご用意致します。是非、お問い合わせ下さい。)※発表はホームページ上で行います(教材販売部より)

家庭で行うべき学習は、漢字学習の他に、国語では教科書の音読です。計画的な漢字学習、音読、書写、この3つの学習要素から語彙数を獲得します。音読は、国語の教科書に限定せず、他の教科もしっかり読み込むようにしましょう。これが、学校教育の予習となり、授業中、先生の言葉を理解し聞くことができる状態を作り上げます。積極的学習は、聞く姿勢と、見る姿勢を作ってくれます。

また、書くことで苦手意識を持っている子どもはかなりいます。こうした書く学習も、その基本から学ぶべきなのですが、そうした教材は市販にはあまりありません。こうした声を聞き、開発されたのが「数字練習帳」です。名前は数字練習ですが、今、この教材が幼稚園や保育園で、文字を書く練習にとても良いと大評判です。点描練習から始まり、直線、斜線、曲線と大人の硬筆練習に繋がる内容が評価されています。是非、年少さんから始めて下さい。

国語系だけでなく、算数系の学習も大切です。特に計算学習が始まったら毎日行いましょう。計算の予習復習は習熟という言葉があるように学習の定着を意味することなのでとても重要な事です。また、計算と平行して、小学2年生は掛け算九九の練習を開始しましょう。九九の練習では、しっかりタイルを使いながら量を確認し九九を唱えていきます。

低学年の足し算・引き算・掛け算・割り算を疎かにすると、その後の学習に繋がらず成績も上がりません。単純で簡単に見える低学年の学習は、保護者側が軽く見る傾向があります。毎日の家庭学習で押さえておくべき学習です。

家庭学習の開始は、早ければ早いほど学ぶことに抵抗感がありません。そのスタートは、幼児期に行う絵本の読み聞かせからです。絵本の読み聞かせも、毎日時間を決めて行うと良いでしょう。保護者側も、習慣になります。絵本の読み聞かせは、いつしか文字の練習やタイル遊びへと変化し、子どもの家庭学習へと進化させていきます。早ければ早いほど良いとはこうした意味があります。お子さんと関わる時間は意外と短い筈です。同じ時間を共有する、ここから健全な親子関係が育まれます。子どもは幼いほど、脳の本能をむき出しにします。「知りたい」「仲間になりたい」「生きたい」、この3つの本能は幼児期が最も強く、ここに「やる気スイッチ」が隠されています。

来週から始まる「語彙獲得学習」と「家庭学習の習慣化」に向けた教材販売をどうぞ楽しみにされて下さい。今回は、教材販売部が頑張り、値段を大きく割り引いて販売するそうです。 

2014/4/3


著:石川教育研究所 代表 石川 幸夫

石川教育研究所 代表 石川 幸夫

石川先生監修!

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