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これからの受験

「教育に何を求めるのか」

教育改革は必然的に受験が変わることを意味しています。大学受験も高校受験も、そして中学や小学校受験も全て改革の対象となります。また、公立校も様々な形態の一貫教育を模索中しており、幾つもの形態ができつつあります。しかし、これらの原点を探れば答えはどれも一つです。学力アップです。ところが、この学力アップは、それまでの知識偏重ではありません。より思考力や創造性、決断力や応用力という幅広い能力が求められています。

こうした教育改革は、私たちの意識改革も同時に求められることになります。保護者側も、子ども本人も、そして指導者までもです。広義に考えれば企業や社会も含まれてくるでしょう。保護者側で最も苦労するのは学校選択です。受験に対する親の心構えや、考え方も変える必要が出てくるでしょう。教育は原点に戻り、その本質にせまる必要が出てきました。

今日は、朝からプリンスジュニア国分寺教室に出向き、12月から始まる「石川式胎教コース」の研修・打ち合わせをしていました。この胎教こそ、教育の原点であるという考え方で一致しました。「やなせたかし」先生の死で原点に戻らされた私は、生命の尊厳、人間の尊厳に立ち戻り、親子が学ぶ場をと設定しました。新たな試みがこれから行われます。この胎教、妊婦の方だけでなく、子育てに悩む方も参加ができます。むしろ積極的に参加されることをお薦めします。

以前から気になっていた教育移住者についてテレビ局から出演のご依頼を受けました。我が国の社会環境、教育環境、グローバル化への道を教育にも求められている我が国の教育界は問題が山積しています。我が子の教育のために海外移住をする、これも選択肢の一部かも知れません。すると、多くの選択肢から何を選ぶのか、親の認識力、想像力が求められてきます。それだけ悩むことが多くなるのです。

だからこそ、思考力は親に求められているのではないでしょうか。決断力も同様です。つまり、教育改革の一番のターゲットは親です。一流校への受験が全てではありません。目指す学校に、子どもの未来があります。名前だけで判断できる受験ではなくなります。受験も間違いなく多様化してきます。以前も述べたように、選択肢は世界にまで広がっているのです。

学校にも、塾にも、教育を通して何を求めるのか、求められる側はそれに応えられるか、経済だけでなく、教育界もサバイバル化してきました。しっかり、世の中の動きを見ておかなければなりません。これから4~5年後、教育改革がどのように実施されても良いように準備しておきましょう。

※コメントにありました小学生教材の冊子ですが、プリンスジュニアでは、国語が対応しています。

2013/11/28


著:石川教育研究所 代表 石川 幸夫

石川教育研究所 代表 石川 幸夫

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